宇治市議会 > 2015-03-30 >
03月30日-08号

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  1. 宇治市議会 2015-03-30
    03月30日-08号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成27年  3月 定例会(1) 議事日程             議事日程(第8号)                         平成27年3月30日                         午前10時 開議第1.諸報告第2.請願第27-1号の2 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第27-2号 国民健康保険料の引き下げを求める請願第3.請願第27-1号の1 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願第4.議会議案第3号 地方自治法第96条第2項の規定により議会の議決すべき事件を定める等の条例を制定するについて第5.議会議案第4号 宇治市議会委員会条例の一部を改正する条例を制定するについて第6.議案第35号 固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めるについて第7.諮問第1号 人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて第8.議案第1号 平成27年度宇治市一般会計予算   議案第2号 平成27年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算   議案第3号 平成27年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第4号 平成27年度宇治市介護保険事業特別会計予算   議案第5号 平成27年度宇治市墓地公園事業特別会計予算   議案第6号 平成27年度宇治市水道事業会計予算   議案第7号 平成27年度宇治市公共下水道事業会計予算   議案第11号 宇治市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第15号 宇治市保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第16号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第19号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第23号 宇治市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第34号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議会議案第1号 重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例を制定するについて第9.議案第8号 宇治市行政手続条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第9号 宇治市情報公開条例及び宇治市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第24号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について   議案第28号 行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて第10.議案第10号 宇治市簡易水道事業の設置等に関する条例等を廃止する条例を制定するについて第11.議案第12号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第13号 宇治市附属機関設置条例等の一部を改正する条例を制定するについて   議案第25号 市道路線の認定について   議案第26号 市道路線の廃止について   議案第27号 訴えの提起について第12.議案第14号 保育の実施に関する条例を廃止する条例を制定するについて   議案第17号 宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第18号 宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第20号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて   議案第21号 宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第22号 宇治市教職員住宅の設置及び管理に関する条例を廃止する条例を制定するについて第13.議会議案第2号 宇治市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するについて第14.意見書案第1号 集団的自衛権行使特定秘密保護法施行ならびに憲法改正に反対する意見書案を提出するについて   意見書案第2号 へイトスピーチ(憎悪表現)等に関する法の整備を求める意見書案を提出するについて第15.閉会中継続調査(2) 会議に付した事件   日程第1から日程第9まで   日程追加 議会議案第5号   日程第10から日程第15まで(3) 出席議員   議長    田中美貴子君   副議長   山崎恭一君   議員    片岡英治君      金ヶ崎秀明君         木沢浩子君      鳥居 進君         稲吉道夫君      荻原豊久君         浅井厚徳君      渡辺俊三君         木村正孝君      真田敦史君         石田正博君      長野恵津子君         久保田幹彦君     川越 清君         坂本優子君      池内光宏君         松峯 茂君      関谷智子君         坂下弘親君      水谷 修君         宮本繁夫君      浅見健二君         矢野友次郎君     西川博司君         河上悦章君(4) 欠席議員         秋月新治君(5) 説明のため出席した者        市長          山本 正君        副市長         木村幸人君        副市長         土屋 炎君        市長公室長       宇野哲弥君        市長公室危機管理監   澤畑信広君        政策経営部長      中上 彰君        総務部長        岸本文子君        市民環境部長      松田敏幸君        市民環境部担当部長   野田浩靖君        健康福祉部長      佐藤政紀君        健康福祉部担当部長   斉藤 剛君        理事          齋藤博紀君        建設部長        安田修治君        都市整備部長      木下健太郎君        会計管理者       戸根安広君        水道事業管理者     桑田静児君        上下水道部長      中谷俊哉君        教育長         石田 肇君        教育部長        中村俊二君        消防長         岡井良広君(6) 事務局職員出席者        局長          濱岡洋史        次長          東 ひろみ        主幹          倉辻崇秀        庶務係長        青木公子        議事調査係主任     二宮将英(7) 速記者                    井ノ口清美     午前10時00分 開議 ○議長(田中美貴子君) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(田中美貴子君) 日程第1、諸報告を行います。 市長から報告のありました報告第1号及び請願処理の経過及び結果につきましては、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、監査委員から報告のありました定期監査結果報告1件、例月出納検査結果報告2件、随時監査結果報告1件及び財政援助団体等監査結果報告1件につきましては、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。-----------------------------------                         26宇政行第375号                         平成27年3月23日宇治市議会議長 田中美貴子様                          宇治市長 山本 正     平成26年の請願処理の経過及び結果について 平成26年中に採択され、市に送付されました請願につきまして、その処理の経過及び結果を別紙のとおり報告いたします。       平成26年 請願処理の経過及び結果について委員会名建設水道常任委員会採択議会平成26年6月定例会請願者グランドムール宇治木幡防災委員会 委員長 横田健治  ほか3名請願件名 及び趣旨請願第26-4号 豪雨災害の対策に関する請願請願の処理の 経過及び結果1.豪雨が予想される時の木幡池からの予備排水について  現在、国土交通省により、木幡池の貯留効果を発揮させるため、台風の接近や梅雨前線等により、一定の効果が見込まれ、宇治川、山科川の水位が低い場合は、大島排水機場の事前排水操作を実施していただいています。昨年の出水期等では12回の操作をされたところです。 2.大島排水機場のポンプ能力の増強等による排水能力を高めることについて  現在、国土交通省において、大島排水機場の排水能力を高めるための検討を進めていただいているとともに、京都府において、木幡池北池を一部掘削し、中池、北池、大島排水機場までの導水路を整備する工事の着手に向け、工事発注の手続きを進められているところです。 3.国、府への働きかけによる必要な対策の早期実現について  現在、国土交通省、京都府、本市の三者で協議を行っているところであり、三者が実施すべき対策について検討を進めていきます。また、必要な対策が早期に実現されるようしっかり三者協議の場で意見を述べるとともに、検討された対策が予算に反映されるよう引き続き強く要望していきます。       平成26年 請願処理の経過及び結果について委員会名文教福祉常任委員会採択議会平成26年6月定例会請願者NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西 理事長 神原文子請願件名 及び趣旨請願第26-5号の1 婚姻歴のないひとり親家庭の父・母に対する、保育料ほか公営住宅賃料等の算定の取り扱いに対する請願請願の処理の 経過及び結果 (現状)  保育所の保育料は世帯の所得税額により算出しています。所得税法で寡婦控除が適用されている場合は、控除後で算定されます。  (経過)  保育所の保育料を、婚姻歴のないひとり親世帯に対しても、寡婦控除があるものとして、控除した額から計算された税額で算定することを検討いたしました。
     他市の状況調査、庁内協議を行って、具体的実施方法などについて検討を行いました。  (結果)  申請による減免制度として、平成27年4月より、婚姻歴のないひとり親世帯に対して、寡婦控除があるものとして保育料を算定する寡婦(夫)控除のみなし適用を実施します。  (備考)  学童保育協力金、幼稚園保育料についても、平成27年4月から、婚姻歴のないひとり親世帯に対して、寡婦控除があるものとして算定する寡婦(夫)控除のみなし適用を実施します。       平成26年 請願処理の経過及び結果について委員会名建設水道常任委員会採択議会平成26年6月定例会請願者NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西 理事長 神原文子請願件名 及び趣旨請願第26-5号の2 婚姻歴のないひとり親家庭の父・母に対する、保育料ほか公営住宅賃料等の算定の取り扱いに対する請願請願の処理の 経過及び結果・市営住宅の家賃は、毎年、入居者の収入申告をもとに、公営住宅法施行令の規定に基づき、所得税法による寡婦(夫)である場合には、控除を行ったうえで家賃の決定となる収入を認定し、決定しています。 ・寡婦(夫)控除のみなし適用について、子どもの健やかな成長ヘの支援や子育てにやさしい環境づくりに取り組むことを市の方針としていることから、20歳未満の子が同居する婚姻歴のないひとり親家庭を対象にして、市営住宅条例第14条第1項第4号による減免適用を平成27年4月より実施します。  ([減免額]税法上の寡婦(夫)控除を行ったと同様の収入計算をして家賃を算定し、本来家賃との差額を減免するもの)       平成26年 請願処理の経過及び結果について委員会名文教福祉常任委員会採択議会平成26年9月定例会請願者宇治障害者施設保護者連絡会 代表 加治屋勝枝請願件名 及び趣旨請願第26-7号 障害者福祉の充実を求める請願請願の処理の 経過及び結果1.療育手帳Bの人も医療費を無料にしてください。  福祉医療制度の見直しについては、京都府の福祉医療制度検討会において改めて検討が進められる予定であることから、その動向を注視する必要があります。  また、市としても現状を把握するため、医療費の分析を行いましたが、見直しにあたっては、これらのほかに考え方の整理や財源など、総合的な判断の下で慎重に対応すべき課題もあるため、引き続き研究を進めます。 2.グループホームの新設に対する建設補助をしてください。また、入居者の負担軽減のための補助を検討してください。  国においては事業者への設置補助、入居者への家賃補助が実施されており、京都府においては府営住宅有償貸与により設置促進が図られています。また本市では、事業者への市有地の無償貸与をし、障害福祉サービス報酬改定が、障害者福祉施設の安定運営に資するものとなるようこれまでから京都府を通じて国に要望してきており、今後も必要に応じて要望等していく考えです。  本市において必要かつ有効な施策について、引き続き研究検討します。 3.日中一時支援事業や移動支援事業など地域生活を支援する制度について、障害者の個々の事情に合ったより利用しやすい制度になるよう運用の改善を図ってください。  平成27年度より、地域生活支援事業における次の4項目について拡充します。  ①障害者日中一時支援事業…日中一時支援施設と通所施設との送迎を可能にするよう給付対象範囲の拡大。  ②障害者等移動支援事業…家族等介助者がいない障害児の通学時利用を対象に追加(上限月22時間を追加)。  ③地域活動支援センターの通所促進…通所交通助成金について地域活動支援センター社会福祉協議会への通所者を対象に追加。  ④重度身体障害者訪問入浴サービス…利用上限回数の増。月4回(年48回)から週1回(年52回)へ拡充。       平成26年 請願処理の経過及び結果について委員会名建設水道常任委員会採択議会平成26年9月定例会請願者弥陀次郎川上中流域治水対策推進連絡会 代表 辻 貞夫請願件名 及び趣旨請願第26-8号 弥陀次郎川上中流域における治山・治水対策に関する請願請願の処理の 経過及び結果1.緊急対策事業について  ①源流域における土砂・流木のブロック施設の建設について   京都府において、源流域での対策として、流木捕捉機能を持つ砂防堰堤を計画されています。平成24年度より測量・設計・調査を実施されており、現在、事業用地の取得に向けた地権者との協議が行われているところです。  ②上流域の河川敷内の樹木・堆積土砂等の除去について   頼政橋以東の河川敷内の樹木・堆積土砂については、弥陀次郎橋下流部において、平成25年度に土砂等の撤去が完了しています。今後も継続観察しながら異常な土砂堆積や流木等が確認された場合には除却を行うと共に、適正な機能管理を行っていくと京都府より伺っています。  ③平成24年溢水発生個所への監視カメラの設置について   平成24年の決壊を受け、平成25年に京都府において破堤箇所付近に防災カメラを、未改修区間に水位計を、上流域に雨量計を設置し、監視するとともに公開をされています。平成26年には破堤箇所付近の改修工事の進捗に伴い、未改修区間の水位計設置箇所付近に防災カメラを移設され、河川状況について、引き続き監視をされているところです。  ④消防本部・地域住民への通知システムの整備について   京都府において平成26年に弥陀次郎川を水防警報河川に指定し、本市に対し、水防団待機水位氾濫注意水位情報が通知されるようになっています。通知を受けた本市では、水防団待機水位である40cmを超えた場合、消防本部、危機管理課において職員が待機するとともに、氾濫注意水位である1mを超えた場合には、地域防災計画に基づき、災害対策本部において河川監視等の活動を行うと共に、避難を要する状況となった場合には、緊急速報メールや京都府防災・防犯情報メールの配信、FMうじのラジオ放送、NHKテレビのデジタル放送、市ホームページの掲載など複数の手段によって情報発信を行うこととしています。  ⑤上出橋上流域における流木による閉塞の未然防止について   現在進められている上出橋下流までの天井川部分の改修工事が完了すれば、事業区間を上流に延伸することとし、当面は流下能力が低く、線形が悪い府道京都宇治線までの区間の改修に引き続き取り組む予定であると京都府より伺っています。 2.抜本的対策事業について  ①源流域の山地斜面の崩落防止と流木防止対策について   流木の防止対策については、京都府において上流域に砂防堰堤を計画しておられるとともに、山地斜面の保全や森林の適正な管理につきましては、京都府と連携を図りながら可能な対策について検討していきます。  ②上流域からの土砂・流木を防止する河川管理について   河川内の土砂等の堆積状況については、継続観察しながら異常な土砂堆積や阻害する流木が確認された場合には除却を行うなど適切な河川維持管理に努めていきます。  ③中流域の流下容量の拡張工事について   1-⑤と同様の回答です。----------------------------------- △日程第2 請願第27-1号の2及び請願第27-2号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第2、請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。予算特別委員会 西川博司委員長。 △予算特別委員長報告予算特別委員長(西川博司君) (登壇)ただいま議題となりました請願第27-1号の2「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」及び請願第27-2号「国民健康保険料の引き下げを求める請願」の2請願について、平成27年3月12日、17日及び25日に本委員会が審査いたしました結果について御報告いたします。 なお、本委員会は2月23日の本会議において設置、同日、第1回の委員会における正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には鳥居進委員が選出されました。 請願第27-1号の2については、審査の際、請願者の一人を参考人として出席を求め、請願提出の経緯や趣旨などについて質疑を行ったものであります。討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員社会議員団委員及び片岡委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 請願第27-2号については、審査の際、請願者の一人を参考人として出席を求め、請願提出の経緯や趣旨などについて質疑を行ったものであります。討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員社会議員団委員及び片岡委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 なお、総括質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、議案・請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成27年3月26日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 予算特別委員会                         委員長   西川博司            議案・請願審査報告書 本委員会に付託の議案及び請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条及び第140条の規定により報告します。                 記1.議案・請願名   請願第27-1号の2 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第27-2号 国民健康保険料の引き下げを求める請願   議案第1号 平成27年度宇治市一般会計予算   議案第2号 平成27年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算   議案第3号 平成27年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第4号 平成27年度宇治市介護保険事業特別会計予算   議案第5号 平成27年度宇治市墓地公園事業特別会計予算   議案第6号 平成27年度宇治市水道事業会計予算   議案第7号 平成27年度宇治市公共下水道事業会計予算   議案第11号 宇治市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第15号 宇治市保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第16号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第19号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第23号 宇治市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第34号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議会議案第1号 重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例を制定するについて2.審査結果   請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願は不採択すべきもの、議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第19号、議案第23号及び議案第34号、以上13議案は原案のとおり可決すべきもの、議会議案第1号は可否同数となり、委員長裁決により否決すべきものと決する。3.審査概要(1)総括質疑における質疑及び意見・要望の項目 [社会議員団]  ◯学校のトイレ整備について   ①宇治市内の改修が全て終わるのはいつかについて   ②29年度までにどれだけ終わるのかについて   ③20校ほど改修をしなければならないと聞いているが、市当局はどこに問題があると考えているのかについて   ④集中的な財政の投入を図るというが、財政部局の見解について   ⑤現在使用停止になっているトイレの対策について  ◯南宇治中学校のフェンスが倒れた事例があったが、日ごろの維持管理をきちんと行うべきについて  ◯学校関係のLED化はどうなっているのかについて  ◯社会福祉協議会について   ①社会福祉協議会の140万円の予算要望に対し、なぜ70万円しか増額できなかったのかについて   ②地域ボランティア等、弱い立場の人たちに経費の節約を押しつけているのではないかについて   ③地域ボランティアの経費を年度当初は社会福祉協議会が立てかえている状況になっていることについて  ◯防犯カメラ設置事業費について   ①防犯カメラの設置に要する経費として、61万9,000円を計上しているが、設置台数及び既設台数について   ②日常の管理、運用の所管、録画データの処理及び個人情報の保護と警察との関係について   ③今後の事業について   ④警察からの要望があった場合でも、個人情報の保護については十分留意すべきについて  ◯大震災の体験を風化させない事業について   ①新年度に向けて積極的な施策や事業展開が求められることについて   ②東日本大震災の状況を市民に対し、パネル展等も含め周知するよう取り組むべきについて   ③自主防災組織も高齢化が進んでいるため、若い世代の参加を含め年齢層の幅を広げていくよう検討すべきについて  ◯宇治川右岸山手の二子山古墳地の住宅開発について   ①開発事業の進捗状況や規模について   ②急斜面の土砂崩れなどの防災対策や幼稚園児の交通安全対策などをどう指導するのかについて   ③2区画が特別風致地区に入っており、特別風致地区に家が建つことに対する市の見解について  ◯乙方三番割線の道路拡幅について   ①森下橋から東隼上り京滋バイパス路線橋間を道路拡幅すべきについて   ②早期に実現すべきについて [公明党宇治市会議員団]  ◯中学校コンピュータ教育充実事業費について   ①現在どのようにICTを活用した授業を行っているのかについて   ②来年度どのような整備を行うのかについて   ③中学校のコンピューターをどのように発展させていくのかについて  ◯ひとり暮らし高齢者について   ①ひとり暮らし高齢者の人数と今後の見通しについて   ②市の高齢者見守りの中で現在行われている事業について   ③健康福祉部においても多くの町内会・自治会等に働きかけて、自分たちの地域は自分たちで守るとの機運をつくり出すことが必要ではないかについて  ◯地球温暖化防止について   ①宇治市域、市庁舎及び公共施設での地球温暖化対策の達成状況について   ②これまでの取り組みと今後の取り組みについて  ◯固定資産台帳と公共施設等総合管理計画について   ①組織体制を考えても平成28年4月1日の期限に間に合うのかについて   ②固定資産台帳と公共施設等総合管理計画の整合性を市はどのように考えているのかについて   ③固定資産台帳整備作業は、縦割り型組織を越えることが求められることについて  ◯行政評価への活用と議会・監査・住民への説明責任について   ①行政改革の部署と細かく議論することが望まれることについて   ②内外のガバナンス機能をシステム化すべきについて  ◯課題を残す学校施設の耐震化工事はいつまでに完了するのかについて  ◯本市においても国保のデータヘルス化推進事業への早期着手が必要なことについて  ◯企業の業績アップに資する補助制度に加えて、宇治市民の安定雇用につながるキャリアアップ助成金についても大きな柱とすべきについて  ◯子供の貧困対策事業について   ①貧困の連鎖の解消に向けて宇治市議会でも議論されているが、市は事業に参加する予定はないのかについて   ②子ども貧困対策プラットフォーム事業費が府の当初予算に計上されているが、市の対応はどうしていくのかについて  ◯生活困窮者自立支援事業費について   ①総合的な相談業務は宇治市に従来なかったため、市民に寄り添う事業を展開し、大きな成果を出してほしいことについて  ◯難病医療法及び児童福祉法の改正について   ①難病指定拡大を受けての広報を初め、市としても適切な対応をすべきについて [日本共産党宇治市会議員団]  ◯国保料課税限度額の見直しについて   ①中間所得者層の負担を軽くするために保険料が引き下げられなければ負担が軽減されないことになるが、どう考えているのかについて   ②課税限度額を引き上げたことによって得られる財源、医療給付分と後期高齢者支援金分を合わせて、約1,000万円と聞いているが、その分を所得割の保険料に使うと何%ぐらい下がることになるのかについて  ◯育成学級の整備計画について   ①平成27年度の育成学級入級申し込みは定員を上回る申請があったと聞いたが、施設整備計画はふえた申請にどのように対応するのかについて   ②大久保育成学級は、継続的に定員を超える申請があると見込んでいたから今年度整備が行われたと思うが、整備計画ではどうなっていたのかについて   ③教室の活用についてはどう対応するのかについて   ④土曜日は定点開設だが、土曜日に開設する学級をふやしてほしいという要望が保護者からたくさん出てきていることをどのように考えているのかについて  ◯災害時要援護者支援事業について   ①一人一人、具体的に避難する手だてはとっているのかについて   ②事業が始まって5年になり、亡くなられた方や転居された方がいると思うが、4,084人の名簿は整理されたものかについて   ③避難する際に、医療とか介護とか先の支援体制ができていないと支援団体では手の打ちようがないが、どう考えているのかについて   ④災害時要援護者支援事業と消防の要配慮者情報管理事業の整合を図ってもらいたいとあったが、そのようにするのかについて  ◯障害者控除について   ①2014年度の要介護3から5の認定者数2,896人に対して認定数は24件であり、余りにも少ないがなぜなのかについて   ②春日部市では自動発行しているが、これぐらい徹底しないと進まないと思うことについて  ◯公立幼稚園の今後について   ①入園者数は定員を下回っているが、この現状をどのように考えているのかについて   ②特別支援を必要としている子供を早くから幼児教育の中で支援していくことについて   ③検討していくとのことだが、いつごろ結論を出すのかについて  ◯政務活動費について   ①委員長から議長に経過を伝えてあったと思うが、どうなったのかについて   ②二、三日のうちに処理されるのかについて   ③他の議員から訂正願が出されたと聞いているが、どういう状況になっているのかについて   ④領収書を含めたホームページでの全面公開、使途基準の厳格化が必要だと思うので協議をしていきたいことについて  ◯学校便所について   ①臭い、使用禁止の便所を庁舎管理ではどう処理しているのかについて   ②教育委員会はなぜ同じようにできないのかについて   ③予算措置が庁舎管理でできて、学校でできないのかについて   ④多額はかからないと思うが、26年度の予算がないからできないということかについて   ⑤1カ所何万円かかるのかについて   ⑥大開の9カ所の使用禁止を直すのに幾らかかるのかについて  ◯療育手帳Bについて   ①通院はどのようになっているのかについて   ②療育Bの方のほうが負担が多いからやらないという理由はないのではないかについて   ③議会議案提案者はどう考えているのかについて  ◯Bリハ教室について   ①社協に委託している事業で赤字があるのはどういう事業か、また、赤字があったときの処理はどうしているのかについて   ②年度中に赤字が発生したら、年度末に支払っているということでよいかについて   ③Bリハの赤字について、同様の対応はできないのかについて   ④金額の中でしか払わないのかについて   ⑤その他の委託事業はどうなっているのかについて   ⑥消費税の納税は委託先が払わないといけないが、宇治市の委託事業なら宇治市がその財源を出すのは当たり前ではないのか、なぜ26年度分を出さないのかについて   ⑦消費税納税の義務が発生したから、事業委託者の宇治市が払うべきではないかについて   ⑧80億の太閤堤の事業ができて、子供やお年寄りが困っていることになぜ財政運営ができないのか、使い方が間違っていると思うことについて [民主党宇治市会議員団]  ◯人口ビジョン総合戦略について   ①産業や大学、都市間の連携を市はどのように考えており、今後策定する総合戦略で、どのように取り組もうとしているのかについて   ②今後の産業戦略に対する意気込みについて  ◯職員の意識改革について   ①宇治市職員人材育成基本方針の取り組むべき課題として職員の意識改革を掲げているが、現状どのような点がよくて、どのような点に課題があると考えているのかについて   ②今既に実施している事業を有効活用して、職員の意識を改革するような取り組みをもう一歩進めてはどうかと考えるについて  ◯組織機構について   ①市長はどのような行革の視点や思いで組織機構改革を行ってきたのかについて   ②仮称子ども・子育て支援連携会議を立ち上げるということだが、どういう思い・狙いで運営していくのかについて  ◯地域コミュニティーを支える仕組みづくりについて   ①地域コミュニティ推進検討委員会で地域コミュニティー活性化の検討を進めているが、市としてどのような取り組みをし、気づいたことや感じたことについて   ②地域コミュニティーを支える施策を推進する専門の担当課や職員が地域に入る仕組みなど、市の組織の役割も時代に合わせた変化が求められることについて  ◯宇治学の取り組みについて   ①宇治学と歴史資料館の連携は重要になると考えることについて   ②地域をまとめるのは子供の教育を目的にした事業ではないかと考えるため、宇治学をツールとして使ってはどうかについて   ③教育長の宇治学にかける思いについて  ◯高齢者の生きがいづくりについて   ①市民主体の活動を支援・協働することでの健康長寿日本一を目指されているが、平成27年度予算のどの施策に当たるのか、また今後の施策展開について   ②日本体育協会の日本スポーツマスターズという大会が全国各地で行われているが、この宇治版を考えていただいてはどうかについて  ◯総合的な子育て支援の中で教育に関する施策について   ①社会的に問題提起されている子供たちのネット環境に対して、どのように考えているかについて   ②保護者がいじめや嫌がらせの相談を気軽にできる体制はあるのかについて   ③子供たちのネット環境に対して、他市では学校に専門家を呼んで親子で参加できる体験学習的なことを行われているので、一度検討いただきたいことについて  ◯地域への愛着の醸成と魅力的なまちづくりの推進について   ①平成27年度予算で宇治に愛着を持っていただける取り組みはどの事業に当たるのかについて   ②市民に改めて宇治の魅力的観光資源や特産品を知らせる手段はどの事業で推し進めるのかについて   ③市民観光デイ事業は宇治市民に向けた事業となるのか、また地域限定のポイント的な計画だけなのかについて   ④景観形成に対する指導や改善には既存・新設を区分なく行うべきについて   ⑤各種団体や事業者との連携による市民とともに観光振興に取り組む機運の醸成をどのように市民に理解してもらうのかについて   ⑥今後の鉄道事業者等との連携を示す施策はないのかについて  ◯災害に強いまちづくりの推進について   ①台風18号による復旧はほぼ完了とのことだが、宇治川増水時の内水排除の課題が残っており、国との協議と平成27年度予算化での調査・研究等はないのかについて   ②莵道丸山地区の浸水対策と今後の太閤堤跡との関連について [自由民主党宇治市会議員団]  ◯公立幼稚園の問題について   ①少子高齢化の進展や公立幼稚園が担う機能や役割等を考えると、今後は統廃合を進めるべきではないかについて   ②統廃合した場合の跡地活用では、グループホームのような行政ニーズの高い施策を実施していくべきではないかについて   ③限られた財源であるので全庁的な考え方で取り組んでいただきたいことについて  ◯第4次UJIあさぎりプランについて   ①第3次UJIあさぎりプランの成果と課題及び第4次UJIあさぎりプランの方向性について   ②全ての人がジェンダーや固定的性別役割分担意識に捉われず、互いの性差を認め、尊重した上で多様な価値観も認め、男女が共にその個性を発揮できる社会であるべきではないかと考えるが、今後のジェンダーに対する宇治市の考え方について  ◯トイレ改修について   ①財政が厳しい折ではあるが、最重要課題として取り組んでいただきたいことについて  ◯学校教育における学力の向上について   ①図書館教育充実事業において、言葉の力の育成を図り学力の向上を図るとはどういうことなのかについて   ②スクール・サイエンス・サポート事業において、どんな形で学校への支援をするのかについて   ③理数系教育の充実による学力向上を図るとのことであるが、何か考えがあるのかについて   ④図書館教育充実事業の拡充によって、ぜひ子供たちが辞典や図鑑や新聞などを日常的に手にとり、自学自習の姿勢を身につけてほしいことについて   ⑤理数系教育については、深みのある専門的な知識を要する実験などを学校現場においても可能とするような支援を前向きにしてほしいことについて  ◯道徳教育について   ①文科省が平成30年度以降、道徳の小・中学校の学習指導要領改定案を公表したが、新学習指導要領の具体的な内容について   ②多様で効果的な指導方法とはどのようなもので、評価はどのようにするのか、また、新たな内容項目にはどのようなものがあるのかについて   ③教育勅語を研究いただき、日本人が自信と誇りを持てる教育を進めていただきたいことについて  ◯福祉避難所の協定について   ①宇治愛の郷と福祉避難所の設置運営に関する協定を締結されたが、協定の内容と福祉避難所の現状について   ②協定は大枠とのことだが、運用面等詳細の使用計画等の状況はどうなっているのかについて   ③災害時における障害者等への対応はどうなるのかについて   ④災害発生時には、要介護高齢者や障害者の方の避難生活に万全の備えをしてもらいたいことについて   ⑤福祉避難所の運営では各施設との連携強化をお願いすることについて  ◯Bリハについて   ①ボランティアの学区福祉委員の方も高齢となっているので、現場の状況を確認いただきたいことについて [無会派・片岡委員]  ◯議会議案が否決された場合、議会が否決したというふうなことで、結局請願の可決が消えてしまうのではないかという心配があることについて  ◯仮に議会が否決しても、請願の趣旨を尊重して検討していくことに間違いはないかについて  ◯議会議案第1号が特別委員に配られて、ぜひここを直してほしいということがあったのか、また、どういう部分を修正して特別委員会に提出ということになったのか、また、修正はあったのかについて  ◯この字句で反対ということはないと自信を持って言えるかについて  ◯賛成してもらえる自信はあるかについて [無会派・金ヶ崎委員]  ◯市職員の特勤手当全体の見直しの状況について  ◯地方交付税で算入されている手当はどのようなものがあるのかについて  ◯今後も長期的に安定した財政運営を行えるのかどうかの観点で、特勤手当をどのように考えているのかについて  ◯同規模の他市での取り組みなどを踏まえての今後の取り組み状況について  ◯京都府下の他市が実施していない手当は即時廃止すべきであり、職員団体との交渉には臨んでほしいことについて  ◯特勤手当のうち、資格・免許を要件としているものもあるが、その取得にかかる費用は市で負担しているのかについて  ◯市で負担して取得した資格・免許に対して、さらに手当を支給しているのかについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願に対する討論を行います。 討論は分割して行います。 最初に、請願第27-1号の2に対する討論を行います。木沢浩子議員。 ◆(木沢浩子君) (登壇)日本共産党宇治市会議員団を代表いたしまして、請願第27-1号の2、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について、賛成討論を行います。 請願第27-1号の2は、子供の医療費助成を中学校を卒業するまで無料にすることを求めた請願です。 ことしの9月から中学校卒業まで入院の無料化、通院については3,000円を超える分について無料化が実施されることになりました。しかし、既に府内では中学校卒業までの入院、通院の無料化は当たり前の制度となっています。八幡市では4月から、城陽市では9月から実施され、府南部12自治体のうち既に9自治体で無料化が実施されています。 中学校卒業までの通院無料化に必要な財源は、市当局の資料によりますと6,600万円となります。市の財政規模を一般家庭に当てはめますと、年収300万円、月収25万円の御家庭で見てみますと270円程度の支出で実現できる額となります。ほかの自治体並みに中学校卒業までの通院無料化を実施すべきであり、請願第27-1号の2に賛成するものです。以上、賛成討論とします。 ○議長(田中美貴子君) 次に、請願第27-2号に対する討論を行います。木沢浩子議員。 ◆(木沢浩子君) (登壇)日本共産党宇治市会議員団を代表して、請願第27-2号、国民健康保険料の引き下げを求める請願について、賛成討論を行います。 市民の暮らしは、消費税増税やアベノミクスによる物価高で一層厳しさを増しています。労働者の賃金は下がり続け、中小企業の営業も利益が上がらず、廃業に追い込まれている業者も多く出ています。 こうした中、負担の大きい国民健康保険料の引き下げを求めるその声が上がるのは当然のことです。保険料を払いたくても払えない世帯がふえ、昨年末で短期証の発行は1,418世帯、資格証の交付は213世帯となっています。実に国保加入世帯の16世帯に1世帯が正規の保険証を使えない、そんな状態になっています。 その一方で、宇治市の国保会計は2009年度から6年連続で黒字となり、財政調整基金も2014年度末には10億円を超える見込みとなっています。大幅黒字が継続し、基金も増加し続けているのですから、市民の願いに応え、保険料を引き下げるべきです。以上、賛成討論とします。 ○議長(田中美貴子君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願を一括して採決いたします。 2請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 2請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願は不採択されました。----------------------------------- △日程第3 請願第27-1号の1 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第3、請願第27-1号の1を議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 河上悦章委員長。 △文教福祉常任委員長報告 ◆文教福祉常任委員長(河上悦章君) (登壇)ただいま議題となりました、請願第27-1号の1「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」につきまして、平成27年3月9日に本委員会が審査いたしました結果について御報告いたします。 本請願については、審査の際、請願者の一人を参考人として出席を求め、請願提出の経緯や趣旨などについて質疑を行ったものであります。 討論では、民主党宇治市会議員団委員から反対討論が、日本共産党宇治会議員団委員及び片岡委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員及び片岡委員が賛成し、民主党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員及び浅井委員が反対し、可否同数となりましたので、委員長が裁決した結果、不採択すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成27年3月10日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   河上悦章              請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第140条の規定により報告します。                 記1.請願名   請願第27-1号の1 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願2.審査結果   上記請願、可否同数となり、委員長裁決により不採択すべきものと決する。3.審査概要〔請願第27-1号の1〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯請願を出されるに至った経過や思い等について  ◯学級の定数が改善されたことでの成果について  ◯学力が秀でている地域があるが、そういうところは生徒の人数が少なく、教師の数もどうだというふうなデータをお持ちではないかについて  ◯40人以上の子供を担任している場合ともう少し規模が少なくなった場合、子供との接触時間での変化というのは実際に現場で担当されて、どのような実感を持っているのかについて  ◯トイレ改修がなされた学校では、改修前と比べて子供の学校生活にどのような変化があらわれていると実感しているのかについて  ◯学校現場に宇治市が独自に配置をしているいきいき支援員の方は、どのような役割を果たしているのかについて  ◯図書館司書が配置されている場合といない場合の違いと、配置されていない場合には図書館はどのような活用をされていたのかについて  ◯図書館は、学校が始まってから下校時ぐらいまでずっとあいているのか、また、図書館司書がいない場合、かわりに図書館に誰かいるのかについて  ◯特別支援教育の充実のためという項目に児童・生徒数が6名を超えるとあるが、6名の根拠について  ◯市教委も年次計画を立てて随時対応はしているが、全部一遍にできないというのが現状というふうに思うが、教育委員会に対する評価はどのように思われているのかについて  ◯給食の配膳エレベーターの設備がないことにより、教育上利点があるときもあると考えるが、教職員の立場としてどう考えるかについて  ◯学力向上という点で、これからどういうところを一番取り組んでいかなければいけない課題であるのかということを教員という立場でどのように受けとめているかについて  ◯特別支援教育の充実のためという項目に児童・生徒数が6名を超えるとあるが、市教委はこの6名という基準をどのように考えているのかについて  ◯トイレ改修ができていない20校を年次計画で随時行っていくということになるが、今年度と来年度はどういう計画になっているのか、また、改修工事をするに当たっての金額は幾らぐらいかかるのかについて  ◯トイレ改修を毎年2校ずつ行うとなると、あと20校あるので10年かかることになるが、計画的には、やはり毎年1校、2校という、それぐらいのスピードとなるのかについて  ◯来年、宇治中と岡屋小学校のトイレ改修が予定されており、先ほどの答弁ではとりわけ要望の多い学校から進めるということであったが、他の学校は要望が少なかったのか、どんな基準で順番を決めているのかについて  ◯大開小学校のトイレ改修は行われたのかについて  ◯平成25年度にAランクの要望であった西大久保小学校の天井塗装膜の落下の改修及び御蔵山小学校のプールの内壁などの改修は、今年度実施できたのかについて  ◯平成26年度施設整備計画事業費のうち幾ら事業化したのか、また、平成25年度の決算は幾らであったのかについて  ◯第2次施設整備計画の中で、50億円ぐらいかけて大規模改修をやっていく計画であったが、もう7年も済んだのに実際に使ったお金は20億ぐらいとのことだが、なぜそんなことになるのかについて  ◯あと3年残した段階でトイレ改修を全てやれるはずがないのに、第2次学校施設整備計画でやっていくと言うことは全然誠実さがなく、どうやったらできるかということを真剣に考えるべきではないかについて  ◯第2次施設整備計画の中で執行した金額は、18億なのか40億なのか一体どちらなのかについて  ◯40億と言ったのはどういうことからなのかについて  ◯今年度の学校からの施設要望は何校からあり、また、A・B・Cの区分はそれぞれ何件であったのかについて  ◯重要性・緊急性が高いA区分の24件は、全て26年度中に解決したのかについて  ◯図書館司書を配置して効果があったと言っているのに、1名だけふやしておいて、あとは研究指定で何年間か見るというやり方ではなく、配置についての目標を持たないといけないのではないか、まだ何を研究することがあるのかについて  ◯図書館司書の教育的効果は明らかでそれ以上の検証をする必要はないのに、なぜ全校配置の目標年度を持たないのか、先延ばしをするために3年間の研究指定期間を設け、5年か6年後にまた1名ふやすと、そんなことを考えているのかについて  ◯到達目標を定め、年次計画を立てないと一遍に図書館司書を全校に配置することはとてもできないが、そのことについてはどう考えているのか、また、それは国の動向を見てからということなのかについて  ◯いきいき支援員は宇治市が独自にやっており、現場では非常に喜ばれているが、どのような仕組みになっているのかについて  ◯いきいき支援員の配置基準について  ◯いきいき支援員は週20時間、年700時間ということで上限を決めているが、1名配置した場合の年間人件費というのはどのくらいなのかについて  ◯いきいき支援員は学校現場が助かっており、本当にいい制度であるため、年度途中であっても配置をするというように柔軟に考えるべきだと思うが、そういう考え方を持っているのかについて  ◯通級指導教室の現状をどのように受けとめているのかについて  ◯通級指導教室をふやしていくことについてどのように考えているのかについて  ◯図書館司書のこれ以上の増員は国の財政措置が約束されないと難しいのかについて  ◯中学校区に1名の図書館司書が必要であると今までも言ってきたし、今は8名体制だが10名体制に持っていくというような考えというのは引き続き今も持っているのかについて  ◯図書館司書の関係で、中学校におけるデータベース化ができている学校とできていない学校の状況について  ◯全校のトイレのうち洋式と和式の割合について  ◯児童・生徒たちから和式のトイレを洋式にという要望はあるのか、また、市教委のほうはどういう方針を持っているのかについて  ◯緊急避難のときの問題も考えると、できる限り洋式にしておかないと、高齢化率がどんどん上がってきており、体のご不自由な方もいらっしゃるので改修の際には洋式をふやしていただきたいことについて  ◯京都式専科教育とはどのようなことなのかについて  ◯宇治では実際に京都式専科教育の学校はあるのかについて  ◯交付税措置はクラス数の半分、宇治の場合であれば十五、六人分は措置されているはずだが、その交付税措置の基準さえ満たしていないことが問題点ではないのかについて(2)討論の詳細  ①民主党宇治市会議員団委員 請願第27-1号の1、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について、反対の立場から討論を行います。 それぞれの請願事項の趣旨につきましては、理解できる内容もございます。また、既に、市当局が前向きに取り組みを進めていただいている項目もございます。加えて、請願事項の実現には多額の財源が必要となり、今の非常に厳しい財政環境下においては、施策の重点的実施や優先順位の検討も必要であると考えます。 具体的な項目に沿って討論をいたしますが、まず、老朽化した校舎とトイレ、ライフラインといった施設面の改善を求められておられます。多くの学校施設が老朽化してきているこのことを、宇治市のみならず、日本全国の共通する課題と考えております。学校施設は子供たちの学習・生活の場であるとともに、非常災害時には地域住民の避難所となることから、安全・安心なものでなくてはなりません。そのためにも、施設の老朽化対策の積極的な取り組みが、今、宇治市においても、全国的に求められていることだと思います。教育委員会は、この間の厳しい財政下におきましても、耐震補強工事、空調機の設置工事を精力的に進められておられます。耐震補強工事は、一部改築を行う建物を除き完了されましたし、空調機設置についても、今年度、全ての学校で完了をされました。 また、学校の施設整備に精力的に取り組むため、第2次学校施設整備計画も策定され、トイレ改修等の大規模な工事を順次実施してきておられます。トイレ改修については、今年度は小倉小学校・西宇治中学校で取り組まれ、来年度は岡屋小学校・宇治中学校で実施を予定されているほか、新たな取り組みである非構造部材の耐震化についても、工事実施に向け、来年度は設計を進めていくと聞いております。今後も学校施設の改修を計画的に進められるものと考えており、市教委の対応については一定評価ができるものと考えます。老朽化した学校施設の改善、とりわけトイレなどのライフラインを中心とした施設改善については、厳しい財政状況ではあると思いますが、もう少し事業のスピードアップが必要であると、私も考えています。老朽化しつつある昭和40年代の校舎の改築なども含めて、市教委として早急な対応を図られるよう、お願いをしておきたいと思います。 次に、小学校における専科教員の配置についてでございますが、専科指導できる専科教員の配置の必要性は理解ができますが、当局意見にもありましたように、本来、教員は府教委が主体的に配置をするものであり、国や府教委に制度の拡充を要望していくことが先決であると考えております。しかし、一般質問においても議論されておりますが、子供たちの学力の向上につきましては本市の教育の大きな課題であり、市教委としてもしっかりと対応することが必要であります。専科教員の配置については、私も、子供たちの学力向上の観点から効果があると感じております。算数や数学、そして理科などの理数教育の向上に向けて、平成27年度に立ち上げられるスクールサイエンスサポート事業などにおいて、科学に対する興味・関心を高める事業、さらには課題のある小・中学校の理数教育にかかわる学力向上を図るため、学校現場への支援のあり方について検討されていることであり、算数や数学、科学が大好きな子供たちの育成を目指して、宇治市の教育として何ができるかを見きわめ、厳しい財政状況ではありますが、未来への投資として、理数教育にかかわる学力向上を図るため、施策について市教委独自の専科教員のあり方なども含めて、しっかりと検討をしていただき、具体的な施策の実施をお願いしたいと思います。 次に、図書館司書につきましては、市教委では、平成27年度から、これまでの体制に加えて、平成29年度までの3年間、一つの中学校ブロックを研究指定し、学校図書館司書を配置し、言葉の力の育成を図るための研究を実施するため、予算も計上されました。増員を図られる予定ということもあります。さらに、この事業の成果や他団体の動向も見ながら、今後の図書館司書の配置について検討されるということであり、この間、市教委が、学校図書館司書が努力され、着実に成果を上げられた結果、来年度増員の予算が計上されたことは高く評価できるものであります。この事業でしっかりと成果を上げていただき、今後、さらなる充実に努めていただきたいと思います。 次に、30人以下学級の早期実現を国や府に働きかけてくださいということにつきましては、学級編制にかかわる教職員の配置についても、小学校の専科教員の配置と同様に、本来、国や府教委が責任を持って対応するべき問題であります。市教委としても、既に国や府教委に少人数学級の早期実現について要望もされており、平成23年度からは、小学校1年生については、40人から35人に見直されたところでございます。また、教員におかれましては、小学校2年生においても、35人を超える学級の解消のため、加配措置が図られたところでもあります。請願者は、30人以下学級との御要望でございますが、まずは、小・中学校全ての学校で、35人学級の実現を求めていくことが大変重要だと考えております。 次に、児童・生徒が6人を超える特別支援学級に複数の教員を配置するよう、国・府に働きかけてくださいについてでございますが、特別支援学級は1学級に8名までの在籍であり、子供たちの特性に応じた教育が行われていると考えております。その中で、6名を超えれば複数教員を配置してほしいとの請願ですが、6名の根拠が少しわかりにくいと思われます。当局が言うように、教職員の配置は府教委の責任において行われるべきものであり、また、府教委では特別支援学級や通常の学級の状況を総合的に判断されて、配置されている結果だというふうに考えております。 次に、通級指導教室の増設を府に働きかけてくださいについてですが、通常の学級に在籍する、特別な教育的支援が必要な子供たちが多くなっている状況は理解をしております。子供たちに身につけてほしい力は、社会的自立と豊かでたくましく生きる力だと思っております。このような力は、集団の中で子供たちに応じた指導を行う中で身につくことが多いと考えられております。宇治市では、小学校6教室、中学校3教室の通級指導教室が設置され、全国の状況より手厚く、通級による指導や相談が行われております。さらに、市教委独自にいきいき支援員の配置を行うなど、子供の状況に応じた特別な教育的支援が実施されております。したがいまして、全ての学校に通級指導教室を行うのではなく、いろいろな支援の方法を活用していただき、できるだけ集団の中で教育を行っていくことが大切だというふうに思います。 以上の観点から、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める本請願につきましては、本市のこれまでの取り組み経過や、今日の厳しい環境などを考えますと、請願全体として、直ちに賛成するということは結論に至りませんでした。今後とも、市教委におかれましては、教員とともに十分に連携を図る中で、教育先進都市の名にふさわしい教育環境の充実、子供たちの確かな学力の定着・向上、社会性の育成に向けた力強い取り組みを進められることを強く要望いたしまして、本請願に反対する討論といたします。  ②日本共産党宇治会議員団委員 請願第27-1号の1、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願に賛成の討論を行います。 まず最初に、このように教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願が毎年出されてくるのは、市教委の学校施設の整備などが遅々として進まず、教育格差がなくなっていないからであります。 請願項目の1つ目であります、老朽校舎の改修やトイレの改善の早期実施などについても、議会でもたびたび指摘をされていますが、一向に進んでおりません。西小倉小学校などでは、水圧が低くて大便が流れない、強くすると水漏れがする、こういう状態が長年放置されたままであります。25年度に各学校から施設要望が出され、重要性・緊急性が高いと区分した区分Aの3校については、今年度もまだ未実施のままであります。市教委は第2次学校施設整備計画を策定し、計画的に工事を実施していると言っていますが、平成20年度から始まった10カ年計画では、既に7年を経過しています。トイレの改修を終えた学校は、わずか12校であります。まだ20校が残っています。7年を経過して、実施した事業費は約20億円ですから、当初計画の50億円の4割にすぎません。抜本的な予算拡大措置が求められています。 請願項目2つ目にあります、専科教員の配置でありますが、小学校から中学校への移行期に、より専門的な教科指導ができる専科教員の配置は効果があると認識をしていると、配置の必要性は理解できる、こういうように言いながら、国や府に制度の拡充を要望するだけではなくて、市教委としてもその配置に努力をすべきであります。また、図書館司書の全校配置についても、財政状況が非常に厳しいと、来年度1名の増員にとどまっています。平成22年度に図書館司書を5名から7名に増員してから、3カ年で、小学校では貸し出し冊数が1.62倍、来館者が1.35倍になりました。中学校では貸し出し冊数が4.33倍、来館者数が1.98倍と、それぞれ大幅に増加するなど、教育的効果は明らかであります。ところが、やっと5年ぶりに1名増員されることになりましたが、今後の配置計画すら明らかにされていません。年次計画を確立して、増員を図るべきであります。 請願項目3つ目の、30人以下学級の制度化を国に求めることについてでありますが、全国で取り組まれました、30人以下学級の実現を求めるなどを求めた国会請願では、734万筆を超えています。学級編制の標準では、2011年に改正されました義務教育標準法で、小学校1年は1学級40人から35人に引き下げられ、小学校2年生以上も順次改定を検討・実施されると定められ、12年度は小学校2年の35人学級のための予算措置もとられましたが、安倍政権が発足した13年度以降は、35人学級への動きがとめられています。2015年の予算編成で、財務省から、小学校1年も40人学級に戻せなどの議論が起こって、文科省が30人学級推進の予算を概算要求から見送るという、異常な事態に陥っています。2月23日に衆議院の予算委員会で、私ども日本共産党の追求に、安倍首相は35人学級の実現に向けて努力していきたいと答弁をしましたが、市教委もこの実現に向けて一層努力すべきであります。また、現在でも教室不足が出ており、小中一貫校の黄檗学園では教室不足で、少人数授業をメディア教室で行っています。将来への少人数学級編制を視野に入れた教室の整備、確保などに取り組むべきであります。 請願4つ目、各学校に通級学級を設置し、教員の配置についても、市教委は、平成24年度文科省の通級指導実施学校割合の10.6%を大きく上回る28%で、丁寧な指導、支援、相談を実施しており、いきいき支援の単費配置するなど、児童・生徒の状況に応じた特別な教育支援をしている、こういうふうに言っていますが、いきいき支援については、学校現場では歓迎をされております。事業費は、1人当たり70万円ということでありました。一層の勤務時間の拡大など、一層の拡充が求められています。 以上の理由から、本請願の採択に賛成するものであります。  ③片岡委員 賛成の立場から討論を行います。 よく、厳しい財政といいますけど、当たり前なんですよ。宇治市は一般会計が約600億円、特別会計を入れますと1,000億円に近いわけですけど、特別会計を入れると、ちょっとややこしくなりますので、一般会計の場合から申しますと、600億円に対して、税収は40%切っているわけです。約200億円ちょっと。ですから、サラリーマンの生活に例えてみますと、年収240万円弱のサラリーマンが、年間600万円の生活をしているわけですから、厳しいのは当たり前です。だから、どこに焦点を絞るかということなんですよね。 外国なんかで、今、頑張って元気を出してやっている国、シンガポールもそうですけど、フィンランド、いろいろ頑張っているわけですよ。それは、焦点を教育に置いているからですよ。やっぱり子供の教育というのは根幹ですから、国の。だから、これを削るような行政は、これはいい政治とは、私は言えないというふうに思っています。 図書館司書の増員。言葉の乱れがあちこちで見られます。この間もコンビニに行って、私が冗談で、私の家内のことを言いますと、コンビニの子が、家内がと言うんですよ、僕の家内を。それほど乱れているわけです。これ、本を読む機会が減ってきているからです。こんなん恥ずかしい話ですよ。 そういう意味で、私は教育にお金をかけるということに、ちゅうちょしてはいけないというふうに思っております。 どういう無駄があるかというのは、一々申し上げませんけれども、2点だけ申し上げたいと思いますけれども、ごみ処理、し尿処理です。3市3町で構成されている城南衛生管理組合に拠出するお金が、年間20億円です。人数はどんどんふえています。宇治市の負担は約50%です。その負担が20億円。草津市なんかは、どんどん減らしていっているんです、簡素化して。 それからもう一つ大きな無駄は、入札制度の乱れです。高いところで予定価格発表されていますから、もう予定価格ぎりぎりで、何か順番に落としているような感じがする。 それからもう一つは、資格を持っていない業者が、あたかも資格を持っているような格好で落札をし、それを下請に100%丸投げ。これ、業法違反です。これは私のテーマとして、ずっとまたやっていこうと思っていますけど、そういうふうに無駄を指摘しても、そこは聞かんふり、見て見ぬふり。そうしておいて、本当に真剣にこういう請願が出されたときには、これは却下される、あるいは反対が非常に多く出る。これは私は間違っていると思います。意見ですから、間違っているという言い方は、ちょっとおかしいかもわかりませんけど、そういう意味で、厳しいのはわかっているので、どこに焦点を置くか。ならば、子供の教育に力を入れるべきだというふうに思います。 よって、今回の請願は賛成します。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより請願第27-1号の1を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 本請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、請願第27-1号の1は不採択されました。----------------------------------- △日程第4 議会議案第3号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第4、議会議案第3号を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) 提案理由の説明を求めます。議会運営委員会 宮本繁夫委員長。 ◆議会運営委員長(宮本繁夫君) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第3号「地方自治法第96条第2項の規定により議会の議決すべき事件を定める等の条例を制定するについて」の提案理由の説明を行います。 地方自治法第96条第2項の規定に基づき議決すべき事件を定めるものであります。以上、提案理由でございます。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議会議案第3号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第5 議会議案第4号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第5、議会議案第4号を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議会議案第4号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議会議案第4号は原案のとおり可決をされました。----------------------------------- △日程第6 議案第35号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第6、議案第35号を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました議案第35号「固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は、本市固定資産評価審査委員会委員の片野晏弘氏の任期が平成27年4月9日に満了いたしますため、新たに井上玲子氏を固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく議会の同意を求めるため提案するものでございます。 井上氏は昭和60年に税理士事務所を開業され、平成19年8月から平成21年8月まで京都税理士協同組合副理事長を務められ、また平成19年5月から平成22年5月まで宇治市第5次行政改革審議会委員、平成19年7月から平成26年3月まで宇治市行政改革進行管理委員会委員、さらには平成21年7月から人権擁護委員、平成24年5月から宇治市第6次行政改革審議会委員を務められるなど、行政の委員として知識、経験も豊富であり、また、固定資産の評価等に見識を有しておられますことから、固定資産評価審査委員会委員として適任であると確信いたしております。 よろしく御審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第35号を採決いたします。 本議案はこれを同意するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第35号はこれを同意することに決しました。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) 暫時休憩いたします。     午前10時18分 休憩     (休憩中に井上玲子氏の挨拶を受ける)     午前10時20分 再開 ○議長(田中美貴子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第7 諮問第1号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第7、諮問第1号を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました諮問第1号「人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本件は、本市人権擁護委員の井上玲子氏の任期が平成27年6月30日に満了いたしますため、引き続き同氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるため諮問いたすものでございます。 よろしく御審議をいただき、御賛同の御意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本諮問につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本諮問については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより諮問第1号を採決いたします。 本諮問は適任とする意見を付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は適任とする意見を付することに決しました。----------------------------------- △日程第8 議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第19号、議案第23号、議案第34号及び議会議案第1号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第8、議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第19号、議案第23号、議案第34号及び議会議案第1号、以上14議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。予算特別委員会 西川博司委員長
    予算特別委員長報告予算特別委員長(西川博司君) (登壇)ただいま議題となりました議案第1号「平成27年度宇治市一般会計予算」、議案第2号「平成27年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算」、議案第3号「平成27年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算」、議案第4号「平成27年度宇治市介護保険事業特別会計予算」、議案第5号「平成27年度宇治市墓地公園事業特別会計予算」、議案第6号「平成27年度宇治市水道事業会計予算」、議案第7号「平成27年度宇治市公共下水道事業会計予算」、議案第11号「宇治市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第15号「宇治市保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第16号「宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第19号「宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第23号「宇治市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第34号「宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議会議案第1号「重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例を制定するについて」、以上14議案について、本委員会が市当局及び議会議案提出議員から説明を受け、実地調査を行い、審査いたしました結果について御報告いたします。 なお、2月23日に追加提出された議会議案第1号は3月3日に、3月13日に追加提出された議案第34号は同日、本委員会に付託されております。 以降、3月10日から3月25日までのうち実質7日間にわたり、予算書及び関係提出書類をもとに、実地調査を含め、慎重な審査を行ってまいりました。 国民健康保険事業特別会計の審査の際、水谷委員ほか2名から議案第19号に対し、国民健康保険料を引き下げることとする内容の修正案第1号が提出されました。 修正案第1号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員社会議員団委員及び片岡委員が賛成し、賛成少数で否決され、議案第19号については、討論はなく、採決の結果、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員社会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、次に議会議案第1号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員社会議員団委員、荻原委員及び片岡委員が賛成し、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、久保田委員及び金ヶ崎委員が反対し、可否同数となりましたので、委員長が裁決した結果、否決すべきもの、次に議案第4号、議案第16号及び議案第34号、以上3議案については、討論はなく、採決の結果、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、次に議案第1号から議案第3号までの3議案については、討論はなく、採決の結果、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員社会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、次に議案第6号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、次に議案第5号、議案第7号、議案第11号、議案第15号及び議案第23号、以上5議案については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、総括質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、議案・請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成27年3月26日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 予算特別委員会                         委員長   西川博司            議案・請願審査報告書 本委員会に付託の議案及び請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条及び第140条の規定により報告します。                 記1.議案・請願名   請願第27-1号の2 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第27-2号 国民健康保険料の引き下げを求める請願   議案第1号 平成27年度宇治市一般会計予算   議案第2号 平成27年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算   議案第3号 平成27年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第4号 平成27年度宇治市介護保険事業特別会計予算   議案第5号 平成27年度宇治市墓地公園事業特別会計予算   議案第6号 平成27年度宇治市水道事業会計予算   議案第7号 平成27年度宇治市公共下水道事業会計予算   議案第11号 宇治市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第15号 宇治市保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第16号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第19号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第23号 宇治市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第34号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議会議案第1号 重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例を制定するについて2.審査結果   請願第27-1号の2及び請願第27-2号の2請願は不採択すべきもの、議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第19号、議案第23号及び議案第34号、以上13議案は原案のとおり可決すべきもの、議会議案第1号は可否同数となり、委員長裁決により否決すべきものと決する。3.審査概要(1)総括質疑における質疑及び意見・要望の項目 [社会議員団]  ◯学校のトイレ整備について   ①宇治市内の改修が全て終わるのはいつかについて   ②29年度までにどれだけ終わるのかについて   ③20校ほど改修をしなければならないと聞いているが、市当局はどこに問題があると考えているのかについて   ④集中的な財政の投入を図るというが、財政部局の見解について   ⑤現在使用停止になっているトイレの対策について  ◯南宇治中学校のフェンスが倒れた事例があったが、日ごろの維持管理をきちんと行うべきについて  ◯学校関係のLED化はどうなっているのかについて  ◯社会福祉協議会について   ①社会福祉協議会の140万円の予算要望に対し、なぜ70万円しか増額できなかったのかについて   ②地域ボランティア等、弱い立場の人たちに経費の節約を押しつけているのではないかについて   ③地域ボランティアの経費を年度当初は社会福祉協議会が立てかえている状況になっていることについて  ◯防犯カメラ設置事業費について   ①防犯カメラの設置に要する経費として、61万9,000円を計上しているが、設置台数及び既設台数について   ②日常の管理、運用の所管、録画データの処理及び個人情報の保護と警察との関係について   ③今後の事業について   ④警察からの要望があった場合でも、個人情報の保護については十分留意すべきについて  ◯大震災の体験を風化させない事業について   ①新年度に向けて積極的な施策や事業展開が求められることについて   ②東日本大震災の状況を市民に対し、パネル展等も含め周知するよう取り組むべきについて   ③自主防災組織も高齢化が進んでいるため、若い世代の参加を含め年齢層の幅を広げていくよう検討すべきについて  ◯宇治川右岸山手の二子山古墳地の住宅開発について   ①開発事業の進捗状況や規模について   ②急斜面の土砂崩れなどの防災対策や幼稚園児の交通安全対策などをどう指導するのかについて   ③2区画が特別風致地区に入っており、特別風致地区に家が建つことに対する市の見解について  ◯乙方三番割線の道路拡幅について   ①森下橋から東隼上り京滋バイパス路線橋間を道路拡幅すべきについて   ②早期に実現すべきについて [公明党宇治市会議員団]  ◯中学校コンピュータ教育充実事業費について   ①現在どのようにICTを活用した授業を行っているのかについて   ②来年度どのような整備を行うのかについて   ③中学校のコンピューターをどのように発展させていくのかについて  ◯ひとり暮らし高齢者について   ①ひとり暮らし高齢者の人数と今後の見通しについて   ②市の高齢者見守りの中で現在行われている事業について   ③健康福祉部においても多くの町内会・自治会等に働きかけて、自分たちの地域は自分たちで守るとの機運をつくり出すことが必要ではないかについて  ◯地球温暖化防止について   ①宇治市域、市庁舎及び公共施設での地球温暖化対策の達成状況について   ②これまでの取り組みと今後の取り組みについて  ◯固定資産台帳と公共施設等総合管理計画について   ①組織体制を考えても平成28年4月1日の期限に間に合うのかについて   ②固定資産台帳と公共施設等総合管理計画の整合性を市はどのように考えているのかについて   ③固定資産台帳整備作業は、縦割り型組織を越えることが求められることについて  ◯行政評価への活用と議会・監査・住民への説明責任について   ①行政改革の部署と細かく議論することが望まれることについて   ②内外のガバナンス機能をシステム化すべきについて  ◯課題を残す学校施設の耐震化工事はいつまでに完了するのかについて  ◯本市においても国保のデータヘルス化推進事業への早期着手が必要なことについて  ◯企業の業績アップに資する補助制度に加えて、宇治市民の安定雇用につながるキャリアアップ助成金についても大きな柱とすべきについて  ◯子供の貧困対策事業について   ①貧困の連鎖の解消に向けて宇治市議会でも議論されているが、市は事業に参加する予定はないのかについて   ②子ども貧困対策プラットフォーム事業費が府の当初予算に計上されているが、市の対応はどうしていくのかについて  ◯生活困窮者自立支援事業費について   ①総合的な相談業務は宇治市に従来なかったため、市民に寄り添う事業を展開し、大きな成果を出してほしいことについて  ◯難病医療法及び児童福祉法の改正について   ①難病指定拡大を受けての広報を初め、市としても適切な対応をすべきについて [日本共産党宇治市会議員団]  ◯国保料課税限度額の見直しについて   ①中間所得者層の負担を軽くするために保険料が引き下げられなければ負担が軽減されないことになるが、どう考えているのかについて   ②課税限度額を引き上げたことによって得られる財源、医療給付分と後期高齢者支援金分を合わせて、約1,000万円と聞いているが、その分を所得割の保険料に使うと何%ぐらい下がることになるのかについて  ◯育成学級の整備計画について   ①平成27年度の育成学級入級申し込みは定員を上回る申請があったと聞いたが、施設整備計画はふえた申請にどのように対応するのかについて   ②大久保育成学級は、継続的に定員を超える申請があると見込んでいたから今年度整備が行われたと思うが、整備計画ではどうなっていたのかについて   ③教室の活用についてはどう対応するのかについて   ④土曜日は定点開設だが、土曜日に開設する学級をふやしてほしいという要望が保護者からたくさん出てきていることをどのように考えているのかについて  ◯災害時要援護者支援事業について   ①一人一人、具体的に避難する手だてはとっているのかについて   ②事業が始まって5年になり、亡くなられた方や転居された方がいると思うが、4,084人の名簿は整理されたものかについて   ③避難する際に、医療とか介護とか先の支援体制ができていないと支援団体では手の打ちようがないが、どう考えているのかについて   ④災害時要援護者支援事業と消防の要配慮者情報管理事業の整合を図ってもらいたいとあったが、そのようにするのかについて  ◯障害者控除について   ①2014年度の要介護3から5の認定者数2,896人に対して認定数は24件であり、余りにも少ないがなぜなのかについて   ②春日部市では自動発行しているが、これぐらい徹底しないと進まないと思うことについて  ◯公立幼稚園の今後について   ①入園者数は定員を下回っているが、この現状をどのように考えているのかについて   ②特別支援を必要としている子供を早くから幼児教育の中で支援していくことについて   ③検討していくとのことだが、いつごろ結論を出すのかについて  ◯政務活動費について   ①委員長から議長に経過を伝えてあったと思うが、どうなったのかについて   ②二、三日のうちに処理されるのかについて   ③他の議員から訂正願が出されたと聞いているが、どういう状況になっているのかについて   ④領収書を含めたホームページでの全面公開、使途基準の厳格化が必要だと思うので協議をしていきたいことについて  ◯学校便所について   ①臭い、使用禁止の便所を庁舎管理ではどう処理しているのかについて   ②教育委員会はなぜ同じようにできないのかについて   ③予算措置が庁舎管理でできて、学校でできないのかについて   ④多額はかからないと思うが、26年度の予算がないからできないということかについて   ⑤1カ所何万円かかるのかについて   ⑥大開の9カ所の使用禁止を直すのに幾らかかるのかについて  ◯療育手帳Bについて   ①通院はどのようになっているのかについて   ②療育Bの方のほうが負担が多いからやらないという理由はないのではないかについて   ③議会議案提案者はどう考えているのかについて  ◯Bリハ教室について   ①社協に委託している事業で赤字があるのはどういう事業か、また、赤字があったときの処理はどうしているのかについて   ②年度中に赤字が発生したら、年度末に支払っているということでよいかについて   ③Bリハの赤字について、同様の対応はできないのかについて   ④金額の中でしか払わないのかについて   ⑤その他の委託事業はどうなっているのかについて   ⑥消費税の納税は委託先が払わないといけないが、宇治市の委託事業なら宇治市がその財源を出すのは当たり前ではないのか、なぜ26年度分を出さないのかについて   ⑦消費税納税の義務が発生したから、事業委託者の宇治市が払うべきではないかについて   ⑧80億の太閤堤の事業ができて、子供やお年寄りが困っていることになぜ財政運営ができないのか、使い方が間違っていると思うことについて [民主党宇治市会議員団]  ◯人口ビジョン総合戦略について   ①産業や大学、都市間の連携を市はどのように考えており、今後策定する総合戦略で、どのように取り組もうとしているのかについて   ②今後の産業戦略に対する意気込みについて  ◯職員の意識改革について   ①宇治市職員人材育成基本方針の取り組むべき課題として職員の意識改革を掲げているが、現状どのような点がよくて、どのような点に課題があると考えているのかについて   ②今既に実施している事業を有効活用して、職員の意識を改革するような取り組みをもう一歩進めてはどうかと考えるについて  ◯組織機構について   ①市長はどのような行革の視点や思いで組織機構改革を行ってきたのかについて   ②仮称子ども・子育て支援連携会議を立ち上げるということだが、どういう思い・狙いで運営していくのかについて  ◯地域コミュニティーを支える仕組みづくりについて   ①地域コミュニティ推進検討委員会で地域コミュニティー活性化の検討を進めているが、市としてどのような取り組みをし、気づいたことや感じたことについて   ②地域コミュニティーを支える施策を推進する専門の担当課や職員が地域に入る仕組みなど、市の組織の役割も時代に合わせた変化が求められることについて  ◯宇治学の取り組みについて   ①宇治学と歴史資料館の連携は重要になると考えることについて   ②地域をまとめるのは子供の教育を目的にした事業ではないかと考えるため、宇治学をツールとして使ってはどうかについて   ③教育長の宇治学にかける思いについて  ◯高齢者の生きがいづくりについて   ①市民主体の活動を支援・協働することでの健康長寿日本一を目指されているが、平成27年度予算のどの施策に当たるのか、また今後の施策展開について   ②日本体育協会の日本スポーツマスターズという大会が全国各地で行われているが、この宇治版を考えていただいてはどうかについて  ◯総合的な子育て支援の中で教育に関する施策について   ①社会的に問題提起されている子供たちのネット環境に対して、どのように考えているかについて   ②保護者がいじめや嫌がらせの相談を気軽にできる体制はあるのかについて   ③子供たちのネット環境に対して、他市では学校に専門家を呼んで親子で参加できる体験学習的なことを行われているので、一度検討いただきたいことについて  ◯地域への愛着の醸成と魅力的なまちづくりの推進について   ①平成27年度予算で宇治に愛着を持っていただける取り組みはどの事業に当たるのかについて   ②市民に改めて宇治の魅力的観光資源や特産品を知らせる手段はどの事業で推し進めるのかについて   ③市民観光デイ事業は宇治市民に向けた事業となるのか、また地域限定のポイント的な計画だけなのかについて   ④景観形成に対する指導や改善には既存・新設を区分なく行うべきについて   ⑤各種団体や事業者との連携による市民とともに観光振興に取り組む機運の醸成をどのように市民に理解してもらうのかについて   ⑥今後の鉄道事業者等との連携を示す施策はないのかについて  ◯災害に強いまちづくりの推進について   ①台風18号による復旧はほぼ完了とのことだが、宇治川増水時の内水排除の課題が残っており、国との協議と平成27年度予算化での調査・研究等はないのかについて   ②莵道丸山地区の浸水対策と今後の太閤堤跡との関連について [自由民主党宇治市会議員団]  ◯公立幼稚園の問題について   ①少子高齢化の進展や公立幼稚園が担う機能や役割等を考えると、今後は統廃合を進めるべきではないかについて   ②統廃合した場合の跡地活用では、グループホームのような行政ニーズの高い施策を実施していくべきではないかについて   ③限られた財源であるので全庁的な考え方で取り組んでいただきたいことについて  ◯第4次UJIあさぎりプランについて   ①第3次UJIあさぎりプランの成果と課題及び第4次UJIあさぎりプランの方向性について   ②全ての人がジェンダーや固定的性別役割分担意識に捉われず、互いの性差を認め、尊重した上で多様な価値観も認め、男女が共にその個性を発揮できる社会であるべきではないかと考えるが、今後のジェンダーに対する宇治市の考え方について  ◯トイレ改修について   ①財政が厳しい折ではあるが、最重要課題として取り組んでいただきたいことについて  ◯学校教育における学力の向上について   ①図書館教育充実事業において、言葉の力の育成を図り学力の向上を図るとはどういうことなのかについて   ②スクール・サイエンス・サポート事業において、どんな形で学校への支援をするのかについて   ③理数系教育の充実による学力向上を図るとのことであるが、何か考えがあるのかについて   ④図書館教育充実事業の拡充によって、ぜひ子供たちが辞典や図鑑や新聞などを日常的に手にとり、自学自習の姿勢を身につけてほしいことについて   ⑤理数系教育については、深みのある専門的な知識を要する実験などを学校現場においても可能とするような支援を前向きにしてほしいことについて  ◯道徳教育について   ①文科省が平成30年度以降、道徳の小・中学校の学習指導要領改定案を公表したが、新学習指導要領の具体的な内容について   ②多様で効果的な指導方法とはどのようなもので、評価はどのようにするのか、また、新たな内容項目にはどのようなものがあるのかについて   ③教育勅語を研究いただき、日本人が自信と誇りを持てる教育を進めていただきたいことについて  ◯福祉避難所の協定について   ①宇治愛の郷と福祉避難所の設置運営に関する協定を締結されたが、協定の内容と福祉避難所の現状について   ②協定は大枠とのことだが、運用面等詳細の使用計画等の状況はどうなっているのかについて   ③災害時における障害者等への対応はどうなるのかについて   ④災害発生時には、要介護高齢者や障害者の方の避難生活に万全の備えをしてもらいたいことについて   ⑤福祉避難所の運営では各施設との連携強化をお願いすることについて  ◯Bリハについて   ①ボランティアの学区福祉委員の方も高齢となっているので、現場の状況を確認いただきたいことについて [無会派・片岡委員]  ◯議会議案が否決された場合、議会が否決したというふうなことで、結局請願の可決が消えてしまうのではないかという心配があることについて  ◯仮に議会が否決しても、請願の趣旨を尊重して検討していくことに間違いはないかについて  ◯議会議案第1号が特別委員に配られて、ぜひここを直してほしいということがあったのか、また、どういう部分を修正して特別委員会に提出ということになったのか、また、修正はあったのかについて  ◯この字句で反対ということはないと自信を持って言えるかについて  ◯賛成してもらえる自信はあるかについて [無会派・金ヶ崎委員]  ◯市職員の特勤手当全体の見直しの状況について  ◯地方交付税で算入されている手当はどのようなものがあるのかについて  ◯今後も長期的に安定した財政運営を行えるのかどうかの観点で、特勤手当をどのように考えているのかについて  ◯同規模の他市での取り組みなどを踏まえての今後の取り組み状況について  ◯京都府下の他市が実施していない手当は即時廃止すべきであり、職員団体との交渉には臨んでほしいことについて  ◯特勤手当のうち、資格・免許を要件としているものもあるが、その取得にかかる費用は市で負担しているのかについて  ◯市で負担して取得した資格・免許に対して、さらに手当を支給しているのかについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) ただいま水谷修議員ほか2名から議案第19号に対して修正案第1号が提出をされました。 ○議長(田中美貴子君) この際、修正案第1号について、提案理由の説明を求めます。木沢浩子議員。 ◆(木沢浩子君) (登壇)修正案第1号、議案第19号宇治市国民健康保険条例の一部を改正するについてに対する修正案について、提案者を代表して提案理由説明を行います。 宇治市の国民健康保険会計は、2009年度から連続して黒字となり、2013年度の実質黒字は10億397万円、2014年度も5億9,037万円の実質黒字が見込まれ、6年連続の黒字となります。また、2008年度には1億7,206万円だった財政調整基金は、2014年度末には10億7,789万円となる見込みで、この6年間で6.3倍にも増加しています。保険者支援分も拡充され、1億8,000万円の歳入が増加しています。来年度、2015年度の保険料については、限度額が引き上げられますが、大幅黒字が継続しているのですから、国保料を引き下げるべきです。 修正案について御説明いたします。修正案は被保険者均等割、世帯割、平等割をそれぞれ3,000円ずつ引き下げるもので、2人世帯では9,000円の引き下げとなります。影響額は1億4,000万円となります。2014年度末の基金積み立て見込み額3億2,548万円の財源で十分賄える金額となります。 議員の皆様におかれましては、よろしく御審議いただき、御可決いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中美貴子君) これより修正案第1号に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより修正案第1号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより修正案第1号を採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、修正案第1号は否決されました。 ○議長(田中美貴子君) 次に、議案第19号に対する討論を行います。坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)日本共産党議員団を代表し、議案第19号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例に反対する討論を行います。 議案第19号は、来年度の保険料率を定める条例ですが、引き下げは介護納付金分のみです。市は基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れを行った結果、保険料を据え置きにすることができたとして、医療分、後期高齢者支援金分については引き下げようとしていません。市は、国保会計は単年度収支で賄うべきものとしながら、黒字になれば基金にため込んできました。その結果、2014年度末には基金残高は10億円を超える見込みとなっています。 基金はもともと国保加入者の負担で生まれたものであり、国保加入者に返すべきです。そもそも国保加入世帯の構成は年金生活者、自営業者、パートやアルバイト、非正規雇用など、6割近くを所得100万円以下の低所得者層が占め、厳しい状況にあります。さらに今、消費税増税とアベノミクスによる物価高が国保加入世帯の暮らしに追い打ちをかけ、深刻な事態となっています。高い国保料が払えず、医療費窓口負担が全額となる加入者のところでは、医療費の負担がさらに追い打ちをかけ、医療を抑制せざるを得ない状況に追い込まれています。 このことは国保料の引き下げを求める請願の参考人陳述でも述べられているところです。厳しい生活状況にある市民の暮らしを守るために、基金の活用や一般会計からの法定外繰り入れを行って、保険料を引き下げるべきです。 よって、議案第19号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例に反対するものです。 ○議長(田中美貴子君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第19号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、社会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 ○議長(田中美貴子君) 次に、議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第23号、議案第34号及び議会議案第1号、以上13議案に対する討論を一括して行います。坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)日本共産党宇治市会議員団を代表して、最初に議案第1号、一般会計予算、議案第2号、国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号、後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第4号、介護保険事業特別会計予算、議案第16号、介護保険条例の一部を改正する条例、議案第34号、国民健康保険条例の一部を改正する条例について反対の立場から、議会議案第1号、重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例について賛成の立場から討論を行います。 市長は、施政方針で市民満足度や市民サービスの質を高めるには、真に必要な事業を見きわめ、選択と集中により事業実施をしていくと述べられておられます。事業を選択し、集中した結果、太閤堤跡歴史公園整備事業に約80億円もかけ、PFI方式で実施していく一方で、高い国民健康保険料の引き下げや老朽校舎の改修、集会所の耐震改修などには手をつけていない予算となっています。以下、反対の理由を述べます。 反対の第1の理由は、落ち込んだ地域経済を再生し、暮らしを守る予算になっていないからです。宇治・城陽の商工会議所、久御山町商工会が会員企業1,000社を対象にことし1月に実施した経営経済動向調査によると、昨年下半期の景気実績が全業種平均でマイナスとなり、ことし上半期の予測でも、全業種平均でマイナス値が拡大するとの調査結果が出ています。この調査結果でも明らかなように、今、地域経済は深刻な不況に陥っています。 来年度の予算は、安倍政権による消費税増税や物価高で苦しむ市民や市内中小企業を応援し、地域経済を活性化させるものでなければなりません。しかし、地域経済への対策は、中小企業低利融資制度の融資利率の引き下げと産業戦略を策定するための産業連関表の策定だけで、今一番必要な地域経済活性化の対策はありません。 市は、府内でトップクラスの高い国民健康保険料の引き下げや学校の臭いトイレ、雨漏り校舎の改修、20カ所で耐震強度不足の調査結果が出ている集会所の耐震改修や経済効果抜群と実証済みの住宅リフォーム助成制度の創設など、市民に喜ばれ、仕事おこしにもなり、お金が地域を循環して、地域経済再生につながる事業には背を向けています。 2013年度の国民健康保険会計の決算見込み額は6億4,228万6,000円の繰越金が生まれ、そのうち3億2,548万4,000円を基金に積み立てるとしています。10億円を超える基金があり、国保料を引き下げる財源は十分あるのに、医療分、後期高齢者支援金分の保険料は引き下げていません。 議案第34号は、国の説明では軽減対象の拡大と医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の限度額の引き上げによって、中間所得層の被保険者負担に配慮した保険料にすることが可能であるとしています。しかし、限度額を引き上げていながら、来年度の保険料は中間所得層の負担軽減は何もされていません。 反対の第2の理由は、福祉を充実させる予算になっていないからです。議案第16号は、来年度から始まる介護保険第6期事業の保険料率を定める条例です。介護保険料は基準額の第5段階で3%の引き上げとなっています。 地域包括センターでは、高齢者人口の増加に伴って相談件数が増加し、相談内容も複雑化するなど困難な状況が生まれています。地域包括支援センターの増設、職員の増員は喫緊の課題ですが、増設計画はなく、職員も3名のみの増員です。 学区福祉委員会やグループが行っているB型リハビリ事業は、来年度1カ所平均15万円から一律8万円に減額されるとして、この事業を実施している学区福祉委員会やグループから不満の声が上がっています。市は赤字分の全額を支払うべきです。 75歳以上が加入させられる後期高齢者医療保険に2013年度は2万44人が加入し、そのうち保険料滞納者数は249人、短期証発行件数は38件もあります。後期高齢者医療保険制度は廃止するべきです。 反対の第3の理由は、教育予算が少ないためにトイレ改修などがおくれ、子育てを応援する予算になっていないからです。2008年から2017年度の10カ年、50億円の事業である第2次学校施設整備計画は、計画がスタートして7年たつのに、実施額はわずか約18億円で、全く達成の見込みがありません。トイレ改修は32校中12校しかできていません。改修の終わっていない学校では、水が出にくい、詰まりやすい、扉の開閉ができないなどのふぐあいから、使用できないトイレは24カ所もあり、校舎の雨漏りは19校で26棟、体育館は6棟もあります。抜本的に教育費をふやさなければ、計画期間の残り3年間で完了することはできません。しかし市は、できる限り実施するにとどまり、教育費の増額に背を向けています。教育的効果が明らかな学校図書館司書はわずか1名の増員です。今後の配置計画すら示されていません。わずか利用率1%の中学校昼食提供事業の延命に固執し、保護者の切実な要求である中学校給食は実施しようとしていません。 保護者の長年の要望である育成学級の6年生までの入級が来年度から実施されます。しかし、20学級のうち10学級で定員を超え、とりわけ御蔵山学級では46人、小倉学級で45人、建てかえたばかりの大久保学級で既に49人もの定員オーバーになっています。御蔵山学級でも早急に増築するべきです。 公立幼稚園の入園者数は162名で定員を下回っています。これまで市民が強く要望してきた3年保育を実施してこなかったからです。早期に3年保育を実施するべきです。 保育所入所児童数は、4月1日時点で105人も定数を超えています。しかし、来年度の定数増対策はわずか定数15人の小規模保育事業だけです。 反対の第4の理由は、市民の願うまちづくりに背を向ける予算になっているからです。高齢化が進行し、病院や買い物など日常の生活に必要な市民の足の確保は、まちづくりの重要な施策です。全国の自治体ではデマンドタクシーの運行などで市民の足を確保する対策がとられています。しかし、市は14駅の鉄軌道駅があり、充足している、廃止されたバス路線の確保が必要だとして、廃止バス路線の対策だけに固執しています。新たな市内全域の公共交通政策をつくるべきです。 市民が一番利用する近鉄小倉駅のバリアフリー化は、バリアフリー新法の基準に基づいた駅構内の移動円滑化が完了しているとして、駅の地下道の整備は棚上げにしています。地下道が駅の一部であることは、歴史的経過を見ても既に明らかであり、JR宇治駅の通路と同様に、市が応分の財政負担を覚悟して、積極的に近鉄と交渉を進めなければ、地下道のバリアフリー化を進めることはできません。しかし、市は近鉄小倉駅のバリアフリー化を先送りし、駅周辺のまちづくりに終始しています。 市は、府内では京都市に並ぶ景観行政団体であり、宇治らしい景観をつくっていく責任があります。しかし、都市計画法に基づく景観地区の指定や風致地区条例に開発の基準強化やエリアの拡大などを盛り込むなどの対策がないために、塔の島の樹木伐採や高校グラウンドの開発などで景観破壊の行為が起こっています。さらに今、二子山の住宅開発の事前申請書が提出される事態にまでなっています。景観を守る必要な施策を行うべきです。 市内集会所の耐震調査は、残すところ9カ所となり、調査が終わった20カ所で耐震強度不足の結果が出ています。しかし、耐震改修の計画は全く示されていません。集会所を廃止する条例は廃止し、早急に耐震改修を行うべきです。 狭隘で老朽化した西消防署の建てかえは早期にするべきです。 2009年に始まった災害時要援護者支援制度に2015年3月末で4,084人が登録しています。市は6年経過し、1,327人の名簿が自主防災組織、町内会・自治会などの支援団体に渡っていると説明しています。しかし、登録者が実在するのか、市の具体的な支援体制や支援内容については全く不明です。 次に、議会議案第1号、重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例について述べます。 昨年の9月議会に、宇治市障害者施設保護者連絡会代表、加治屋勝枝氏から障害者福祉の充実を求める請願が提出されました。その請願項目には、療育手帳Bの医療費無料化制度の実施が求められていました。この請願は全会一致で可決し、市議会は地方自治法第125条に基づき、市長において措置することが適当と認めると判断し、市長に送付しました。しかし、来年度の予算には制度化が盛り込まれておらず、請願を採択した議会も制度化を求める提案をしないことから議員提案されたものです。 請願を審査した9月定例会の文教福祉常任委員会で、委員長が市当局に意見を求めました。これに対し、担当部長は、府の福祉医療制度検討会で制度の見直しについて改めて検討を行うと予定されているので、その動向を注視したいというものでありました。ところが予算委員会の部局別審査で、市は、福祉医療の対象拡大は、医療の負担の多寡に着目する必要がある。議会議案は経済的負担がより大きい精神障害者1・2級や身体3・4級が対象に含まれておらず、いかがなものかと別の理由を持ち出しています。これは、市民と議会に対して極めて不誠実な態度と言わざるを得ません。 また、市は9月定例会の請願審査のときには、必要財源を6,000万円と説明していましたが、予算委員会の中で必要財源は最大その半分以下の2,900万円であることが明らかとなりました。 療育手帳Bの医療費無料化制度を実施していくことこそ、請願を全会一致で採択した市議会としての責任の果たし方であり、市民の代表である市長と議会の二元代表制のもとで、市長は議会から措置することが適当と認め、送付された請願を重く受けとめて、制度化を図っていくべきです。 よって、議会議案第1号、重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例に賛成するものです。以上、討論といたします。 ○議長(田中美貴子君) 池内光宏議員。 ◆(池内光宏君) (登壇)平成27年3月定例会最終本会議に際し、社会議員団を代表して、議案第1号、平成27年度宇治市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。 御案内のとおり、山本市政誕生3年目の新年度一般会計予算は、市長にとって新たな宇治の魅力創生の予算という位置づけのもと、諸施策、事業が計画されています。特に国の地方創生事業費を活用した諸事業のほか、災害に強いまちづくりの推進では、長年私どもが要望してきた家庭用雨水タンク設置事業費補助金の新設、市民参画・協働の推進では、新規就農者確保事業、誰もが生き生きと暮らせるまちづくりの推進では、生活困窮者自立支援事業の新設や地域包括支援運営事業費の拡充、総合的な子育て支援では、子育て支援総合コーディネート事業、都市基盤整備では、ウトロ地区住環境改善事業など積極的予算が計上されていて、評価するものであります。 しかし、その一方で、この間の予算委員会でも、誰もが痛切に感じたのは、市内小・中学校の施設整備が実におくれていることでした。とりわけ雨漏りや壁の亀裂、そして何よりもトイレ改修が全く進んでおらず、使用禁止の張り紙が随所に見られたことは、一体どういうことなのでしょうか。宇治学副読本も子育て教育も結構ですが、日々の学校生活を快適に過ごせるような教育環境を整備することが、子供たちにとって大変重要なことではないかと考えるものです。毎年2校程度の整備では到底納得できません。せめてここ二、三年で全ての小・中学校のトイレ改修を完了するよう強く求めるものであります。 また、社会福祉協議会へのBタイプリハビリ委託事業についても、わずかの金額を削った結果、各学区福祉委員会での健康教室への補助金が半減し、地域の新年度のボランティアの皆さんは頭を抱えておられます。新年度社協会員の募金案内も地域に参っておりますが、実に複雑な思いがするところであります。社協への委託事業については、積極的な施策支援を要望するものです。 将来に不安材料を残す宇治川太閤堤跡歴史公園整備事業に新年度は9億円近い莫大な予算が計上されている一方で、こうした一連のことが許されていいものか、子供たちやお年寄りにしわ寄せをしていいものか、選択と集中にしては余りに厳しいものであり、遺憾に感じるところであります。市長、教育長はよくよく考えていただきたいと申し上げざるを得ません。 私ども社会議員団は、この間、議会人としても言うべきことは言うという立場から、市長初め市理事者また教育・福祉に携わる関係者の皆さんにいろいろと意見、提言、要望してまいりました。今回もこうした立場から再考を促し、善処していただくよう強く求め、社会議員団の賛成討論といたします。 結びに、市理事者初め議員各位の御健勝、御活躍を祈念し、市政の発展と市民生活の安定向上になお一層の御尽力をいただきますようお願い申し上げて、終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中美貴子君) 石田正博議員。 ◆(石田正博君) (登壇)議案第1号、平成27年度宇治市一般会計予算につきまして、賛成する立場から民主党宇治市会議員団を代表して討論をいたします。 平成27年度は市税収入が依然として低迷している中、社会保障関係経費の増大、災害復旧などに伴う市債現在高の累増など非常に厳しい財政状況の中ではあるものの、限られた財源を有効に活用する中で、災害に強いまちづくりの推進、市民参画・協働の推進、誰もが生き生きと暮らせるまちづくりの推進、総合的な子育て支援、未来の宇治の町の発展と人口減少社会を見据えた都市基盤整備、公共施設のあり方の検討と再構築、行財政改革の推進、地域への愛着の醸成と魅力的なまちづくりの推進の8つの重点的取り組みを中心に、積極的な施策展開がされているものとして期待しているところであります。 山本市長におかれましては、引き続き厳しい財政状況の中で、市政運営を余儀なくされるところではございますが、総合的な子育て支援の充実や待機児童の解消、健康長寿日本一に向けた取り組みなど、市民の皆様と約束された施策を初め、地域・家庭教育の充実と学校現場における課題への取り組みとして、学校支援チームや誰もがふるさと宇治で自分らしく尊厳を持って認知症とともに生きていけるまちづくりに向けた「認知症の人にやさしいまち・宇治」宣言など、全国に先駆けた施策展開をされてこられました。 今後も子供や孫の世代へ安易に課題を先送りせず、過度な財政負担を残さないよう、今後も持続可能な財政運営に努められつつ、19万宇治市民の力を結集し、市民参画・協働により未来に夢と希望の持てる新しい宇治市を築いていく施策を展開していただくことを強く切望いたしまして、民主党宇治市会議員団の代表としての討論とさせていただきます。 ○議長(田中美貴子君) 浅井厚徳議員。 ◆(浅井厚徳君) (登壇)議会議案第1号、重度心身障害者・一人親家庭に対する宇治市福祉医療費支給事業に関する条例を制定するについて、賛成の立場から討論いたします。 この議案は、直接的には昨年9月定例会において、宇治市障害者施設保護者連絡会から提出された請願が全会一致で採択されたにもかかわらず、新年度当初予算に計上されなかったことを受けて、この議案が提出をされたものでありますが、療育手帳Bにも医療費助成を求める要望は平成22年当時から毎年のように請願団体から出されておりましたが、市当局からの回答は一向に前進せず、やむにやまれず、しびれを切らして請願提出となったものであります。 市当局は、請願が全会一致で採択されたことについて、決算委員会の質疑や、また12月定例会での一般質問の中で市として真摯に受けとめている、誠意をもって対応していくとの答弁でありましたので、27年度当初予算に何らかの予算計上があるものと思っておりましたし、たとえ予算措置ができなくても、何らかの明るい見通しが出てくるものと見ておりましたが、予算委員会での当局の対応は、従来の考え方の域を出ませんでした。極めて残念な状況だと思わざるを得ません。そこで、私はこの間の市としての考え方について、改めて数点、問題点を指摘しておきたいと思います。 1つは、当局はしきりに、療育手帳Bだけを先行させるわけにはいかない、なぜなら精神1・2級と身障3級も含めて考えていかなければならないとおっしゃっておりますが、そういう理由で療育手帳Bを先行させることが難しいのなら、じゃそれでは全て含めて実施すればよいのではないか。そういうことを言えば、当局は、そうなれば、財源の確保が無理だとおっしゃいます。まさにこの議論は堂々めぐりではないんでしょうか。療育Bを先行させることができない理由に精神1・2級と身障3級を含まないのはおかしいと言いながら、それらを含めれば、財源の確保はできないからそれも無理だとおっしゃる。一体どうすべきなのかと言いたいわけであります。 当局として、このようなスタンスでよいのでしょうか。私は第1段階として、療育Bを先行して実施するか、もしくは初めから精神1・2級、身障3級も含めて実施するのか、そのどちらかを判断するしかないと思いますが、どうしても財源上、今、直ちに無理なら、第1段階として療育Bを先行して実施するべきだと思います。 次に、療育Bの先行実施に当局はちゅうちょされていることについて指摘しておきたいと思います。 療育Bへの助成の先行実施がなぜできないのかが理解できません。当局もよく引き合いに出されますが、京都府の福祉医療制度検討会は、平成18年度の時点において検討すべき課題として、障害等級上、重度とはならないものの、日常生活において負担の大きい障害のある方に対する医療の重要度について考えていく必要があるとして、障害等級を基本としつつも、障害の状況や生活への影響等の実態を踏まえ、医療の重要度を反映した中で、対象者の範囲をどうするのか、所得基準をどうするのかなどについて検討していく必要があると今後の見直しの方向性が述べられております。このことは、療育Aに比べて重度ではないBについても助成の対象にしていくべきだということを示唆されているわけであります。 実際のところ、必ずしもAのほうが医療に係る費用が多いとは限りません。Bのほうがさまざまな重複障害のため、Aよりも医療費がかさんでいる場合も少なくありません。医療費助成について、AとBを区別して切り離すことについては反対であります。現在、この療育手帳制度に基づく障害の程度判定、いわゆるA・Bの程度判定について、的確に本人の障害程度の実態に即しているのかどうか、多くの課題が今、指摘されております。A・Bの区分について、現在の区分の仕方がよいのかどうか、見直しが検討されていることもあわせて申し添えておきたいと思います。 3点目は、財源論の問題であります。市当局は、今回の議論の中でも財源確保が難しいことを実施できない理由に上げています。しかし、社会福祉施策、とりわけ障害者福祉施策に取り組むに際しては、まず財源ありきの発想はやめていただきたい。国や自治体は率先して福祉施策の充実に取り組まなければならないことは当然であり、このことは、まさに釈迦に説法なので、これ以上申し上げません。百歩譲って、どうしても財源が確保できないのなら、せめて具体的な方向性を提示するべきであります。当初予算には計上できないが何らかの対応をしていきたい、あるいは来年度に向かって具体的に検討していきたい、そういうようなことがなぜ言えないのでしょうか。請願が全会一致で採択されたことに対して、誠意をもって真摯に対応するということは、まさにそういうことなのではないでしょうか。以上のことを指摘しておきたいと思います。 この議案は、討論の後に採決をされますが、僅差での結論が予想されます。過日の予算委員会では可否同数となりました。市当局は、この状況をしかと受けとめていただきたいと思います。 最後に今後この問題が引き続き検討されていくことになりますが、次のことを要望しておきます。今回の議論の中で、療育A・B、精神1・2級、身障3級など、障害の等級や種別の違いがいろいろと議論されておりますが、そのような等級の違いや障害種別によって助成する、またあるいはしないという議論も一定やむを得ませんが、そのことよりも、今、障害者がどのような状況にあるのか、その生活実態や生活環境、また経済的な困窮度がどうなのか、また、障害基礎年金の受給状況、そういったことなど、障害者の所得保障が本来どうあるべきなのか、そのことをまずベースにして考えていくべきだと思います。そうなれば、おのずから結論は出てくるはずであります。 この間の議論の中で、市当局はいろいろと研究・検討されてこられた経過については一定理解いたしますが、今後はよりスピード感を持って、そしていつまでも京都府の対応を待つ、京都府の制度化を待つ姿勢ではなくて、市としての単独実施に向けて検討されることを強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(田中美貴子君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第1号から議案第7号まで、議案第11号、議案第15号、議案第16号、議案第23号、議案第34号及び議会議案第1号、以上13議案を採決いたします。採決は分割して行います。 最初に、議会議案第1号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は否決すべきものであります。 本議案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団、荻原議員及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、議会議案第1号は否決されました。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(田中美貴子君) 浅井厚徳議員。 ◆(浅井厚徳君) (登壇)先ほどの議会議案第1号の採決につきまして、再度意思の表明をしたいのですが。 ○議長(田中美貴子君) ただいまの浅井議員の議事進行を受けまして、再度、採決をさせていただきます。     (「休憩」と呼ぶ者あり)----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) 暫時休憩いたします。     午前11時13分 休憩     午後3時05分 再開 ○議長(田中美貴子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) 浅井議員の議事進行発言につきましては、再度、採決を行うことにはなりませんので、このまま議事を進めます。 私の議事の不手際によりお時間をいただきまして、大変申しわけございませんでした。 また、先ほどの私の「再度、採決」の宣告につきましては、これを取り消させていただきます ○議長(田中美貴子君) 次に、議案第4号、議案第16号及び議案第34号、以上3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第4号、議案第16号及び議案第34号、以上3議案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号から議案第3号までの3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、社会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第1号から議案第3号までの3議案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号、議案第7号、議案第11号、議案第15号及び議案第23号、以上5議案を一括して採決いたします。 5議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 5議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号、議案第7号、議案第11号、議案第15号及び議案第23号、以上5議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第9 議議案第8号、議案第9号、議案第24号及び議案第28号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第9、議案第8号、議案第9号、議案第24号及び議案第28号、以上4議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員会 荻原豊久委員長。 △総務常任委員長報告 ◆総務常任委員長(荻原豊久君) (登壇)ただいま議題となりました議案第8号「宇治市行政手続条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第9号「宇治市情報公開条例及び宇治市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第24号「辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について」及び議案第28号「行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて」、以上4議案について、本委員会が平成27年3月4日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 4議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成27年3月5日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   荻原豊久             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第8号 宇治市行政手続条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第9号 宇治市情報公開条例及び宇治市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第24号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について   議案第28号 行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて2.審査結果   上記4議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第8号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯今まではどんな対応をしていたのかについて  ◯開発指導などに明文化が影響を及ぼしてくると思うが、その想定について  ◯必要な条例や計画等も別途用意をすることで全体としての体系の完成度を上げていくことが必要ではないかについて  ◯50年後、100年後の宇治の姿を視野に入れた条例などの整備が求められていることについて〔議案第9号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯特定独立行政法人の数とその名称について  ◯国立印刷局・造幣局は国の直営でないとのことだが、なぜ直営でないかの特別な理由について〔議案第24号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯道路はどこまで行けばいいのか、いつごろまでかについて  ◯特別債の償還に当たって補助などはどの程度出るのかについて  ◯辺地の整備や災害復旧など、国・府がやる同様の工事や整備はどういうものがあるのかについて  ◯平成24年8月の豪雨災害の復旧の現地調査の際、この地区の通学路の問題が指摘されたと思うが、どうなっているか所管の部署に確認してもらいたいことについて  ◯通学用自動車の更新時期との説明があったが、何人くらい子供がいて、マイクロバスか何かかについて〔議案第28号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯議案はこのように書けという規定があるのか、なければ今後表記の方法を検討してもらいたいことについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第8号、議案第9号、議案第24号及び議案第28号、以上4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 4議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号、議案第9号、議案第24号及び議案第28号、以上4議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 この際、日程に追加し、議会議案第5号を直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、議会議案第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。----------------------------------- △日程追加 議会議案第5号 ○議長(田中美貴子君) これより議会議案第5号を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議会議案第5号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議会議案第5号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第10 議案第10号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第10、議案第10号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員会 長野恵津子委員長。 △市民環境常任委員長報告 ◆市民環境常任委員長(長野恵津子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第10号「宇治市簡易水道事業の設置等に関する条例等を廃止する条例を制定するについて」につきまして、本委員会が平成27年3月6日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 本議案につきましては、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成27年3月9日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                        委員長   長野恵津子             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第10号 宇治市簡易水道事業の設置等に関する条例等を廃止する条例を制定するについて2.審査結果   上記議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第10号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯給水エリアはどうするのかについて  ◯山全体として余裕の水量は何世帯分くらいあるのかについて  ◯農振地域の解除と給水エリアの見直し等のめどはいつごろかについて  ◯次回の用途見直しには間に合わないということでよいのかについて  ◯企業会計と宇治市とで調整の上、給水エリアの拡大、もしくはエリア外への接続の方針を決めておくべきについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第10号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第11 議案第12号、議案第13号及び議案第25号から議案第27号まで ○議長(田中美貴子君) 次に日程第11、議案第12号、議案第13号及び議案第25号から議案第27号まで、以上5議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。建設水道常任委員会 川越清委員長。 △建設水道常任委員長報告 ◆建設水道常任委員長(川越清君) (登壇)ただいま議題となりました議案第12号「宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第13号「宇治市附属機関設置条例等の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第25号「市道路線の認定について」、議案第26号「市道路線の廃止について」及び議案第27号「訴えの提起について」、以上5議案について、本委員会が平成27年3月5日に実地調査を行い、市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 5議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成27年3月6日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                         委員長   川越 清             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第12号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第13号 宇治市附属機関設置条例等の一部を改正する条例を制定するについて   議案第25号 市道路線の認定について   議案第26号 市道路線の廃止について   議案第27号 訴えの提起について2.審査結果   上記5議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第12号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯布設工事監督者の資格要件が必要な者については、これまでどうしていたかについて  ◯布設工事監督者を職員で位置づけする理由について  ◯技術上の監督業務を行わせるに足りると判断した者とあるが、その判断基準は何かについて  ◯なぜ資格要件を拡充する必要があるのかについて  ◯特別な工事が始まるのかについて  ◯管理者の判断基準とはどういう基準を指すのかについて  ◯条例で判断基準を明文化していくべきではないかについて〔議案第13号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯第5条及び第7条の改正後の「又は管理者」という文言は、条例にそう記載するということかについて〔議案第25号及び議案第26号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯宇治382号線について   ①旋回広場の迷惑駐車対策について   ②開発地における下流域の雨水流出対策について   ③開発前から土管が狭く水が流れにくいという話があったが、前面の側溝の対策はどうなっているかについて   ④何件の開発があったかについて  ◯宇治383号線、宇治384号線及び宇治385号線について   ①車どめ設置により私道のようになるが、今回の認定に当たり市は住民と話をしたのかについて   ②ラウンドアップ箇所で特定個人の使用を防ぐための対策について   ③通過交通の対策について  ◯宇治242号線及び宇治243号線について   ①廃止前の底地及び地目について   ②周辺の土地と分筆されていたかについて〔議案第27号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯滞納に対する取り組みで何らかの問題はなかったかについて  ◯市全体の滞納金額と滞納率について  ◯電気やガスなどのライフラインはどうなっていたかについて  ◯強制退去になった場合の私有財産について  ◯10万円から30万円の滞納者が多いようだが、その滞納理由を市として把握しているのかについて  ◯裁判の結果、強制執行を行い滞納金に充当しても満額に満たない場合は欠損扱いとなるのかについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第12号、議案第13号及び議案第25号から議案第27号まで、以上5議案を一括して採決いたします。 5議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 5議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号、議案第13号及び議案第25号から議案第27号まで、以上5議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第12 議案第14号、議案第17号、議案第18号及び議案第20号から議案第22号まで ○議長(田中美貴子君) 次に日程第12、議案第14号、議案第17号、議案第18号及び議案第20号から議案第22号まで、以上6議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 河上悦章委員長。 △文教福祉常任委員長報告 ◆文教福祉常任委員長(河上悦章君) (登壇)ただいま議題となりました議案第14号「保育の実施に関する条例を廃止する条例を制定するについて」、議案第17号「宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第18号「宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第20号「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて」、議案第21号「宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第22号「宇治市教職員住宅の設置及び管理に関する条例を廃止する条例を制定するについて」、以上6議案につきまして、本委員会が平成27年3月9日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果につきまして御報告いたします。 6議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成27年3月10日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   河上悦章             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第14号 保育の実施に関する条例を廃止する条例を制定するについて   議案第17号 宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第18号 宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第20号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて   議案第21号 宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第22号 宇治市教職員住宅の設置及び管理に関する条例を廃止する条例を制定するについて2.審査結果   上記6議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第14号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第17号及び18号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第20号及び21号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯議案第20号第2条の改正内容はどういうことなのかについて  ◯地教行法の改正により総合教育会議を設置することができるようになったが、どんな場合に設置することを想定しているのかについて  ◯現状は最終的な教育行政の意思決定は教育委員会にあるが、経過措置期間がなくなり教育長と教育委員長が一体化した組織下においても現状と変わりはないのかについて  ◯新教育長は首長の支配下の特別職となるが、予算の関係では現状より改善されるのかについて  ◯先ほどの請願審査の際にも委員から予算を拡充すべきという意見があったが、法改正によってそういったことが担保されるのかについて  ◯文科省が作成した資料に、これまでの教育委員会の課題として、教育委員会の審議が形骸化していることなど5項目が上げられているが、これについて市教委はどう思っているのかについて  ◯文科省が作成した資料に、地方教育行政に問題がある場合に、国が最終的に責任を果たせるようにする必要があるとあるが、国が果たして的確な判断ができると思っているのかについて〔議案第22号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議案第14号、議案第17号、議案第18号及び議案第20号から議案第22号まで、以上6議案を一括して採決いたします。 6議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 6議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号、議案第17号、議案第18号及び議案第20号から議案第22号まで、以上6議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第13 議会議案第2号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第13、議会議案第2号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。議会運営委員会 宮本繁夫委員長。 △議会運営委員長報告 ◆議会運営委員長(宮本繁夫君) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第2号「宇治市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきまして、本委員会が平成27年3月13日及び27日に議会議案提出議員から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 本議案については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成27年3月27日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 議会運営委員会                         委員長   宮本繁夫             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議会議案第2号 宇治市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議会議案第2号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯「努めなければならない」を「努めることとし」とすることに関し、どのように違いを捉えたらよいのかについて  ◯施行日が8月1日ということだが、改選後に議論を積み重ねて基準をつくったり、審査会のメンバーを選んだりするのかについて  ◯「政治倫理の基準、政治倫理審査会の設置等については別に定める」となっているが、何もないのか、どういう考えなのか、みんなで議論して決めるということかについて  ◯審査会はどういう人たちで考えているのか、議会の中でやるのかについて  ◯政治倫理の基準や政治倫理審査会の設置について、どうあるべきかの論議がない中での改正は性急な感じがする、論議の中で議員みずからがそのことの理解や認識、自覚を持てると思うことについて----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)議会議案第2号、宇治市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するについてについて、反対の立場から討論を行います。 本定例会ももういよいよ終わりに近づいておりますので、議事進行が出ないように配慮をしながら反対討論を行いたいと考えております。 基本条例というのが制定されて、またこういうふうに一部が修正されるということが出てくるわけですが、ちょっと議員の役割というものを離れて先行してはいないかという感じを持っております。なぜか。議会人に求められるものは何でしょうか。 戦前は姦通罪というものがありましたが、現在はありません。市の職員の中でのいわゆるダブル不倫事件があって、男性のほうが自死という事件が起きたということがあります。そして、最近になりましても、職員の中での不倫ということがうわさされております。でも、きちんと仕事は全うしている。罪にならないんですね。議会においても、やはりそういうことがあった場合には、責められるべきではありますが、罪としては問えないというふうに思っております。 その一方では、つい最近、議員が灯油の領収証でガソリンとして請求する。これ、京都府警本部は、はっきりと横領だと言ってます。その議員が常任委員会に出て、そして、その終わった後にマスコミに追いかけられ、そして3月10日の予算委員会には朝、姿を見ながら、またマスコミに追いかけられたということで欠席をして裁判に行ってるんですね。そして、係争中だから当分休むという届けを出して、そしてその後で病欠の届けをした。ついにきょうで定例会は終わるわけですけれども、こういった不作法な-不作法というか、議会はとうとう何も手を打てなかったわけですね。 こういうふうなことをほっておきながら、議会基本条例でどんどん議員の行動を厳しくしていくということはいかがなものかというふうに思います。よって、この議案には反対を表明するものです。 ここからはちょっと私見になりますが、議員の役割とは何でしょうか。議会制民主主義の二元代表制ということが言われております。行政の最高責任者、運営責任者は首長です。そして、それをチェックすべきは議会です。片岡が議席をいただいた平成7年から今日に至るまで、市長部局のほうから提案されたもので否決をしたというのは1つだけしかありません。市の職員の駐車場の問題であったと思います。あとは全部可決してるわけですね。こういう状況が20年以上も続いてるわけです。このことについて余り詳しく述べますとちょっと問題がまたややこしくなってまいりますので、多くは申し上げませんが、これでいいのかなという気持ちを持っています。今後は、これは議員活動の一貫として、それぞれの議員が頑張るべきだというふうに思っております。 本議案に対する反対ということについては、この程度でとどめておきたいと思います。 以上、反対討論です。 ○議長(田中美貴子君) 木沢浩子議員。 ◆(木沢浩子君) (登壇)議会議案第2号、宇治市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するについて、日本共産党宇治市会議員団を代表して賛成の討論を行います。 本条例案は、議会基本条例第3条2項に政治倫理基準と政治倫理審査会の設置を加えるように改正するものであります。 宇治市議会基本条例は、平成23年4月1日から施行されましたが、本条例制定に当たってはさまざまな議論が行われました。そして、第3条で議員の活動原則として、「議員は、市政が市民の厳粛な信託によるものであることを認識し、その信託にこたえるため、政治倫理の向上と確立に努めなければならない。」とのみ定めました。しかし、制定後、この間、議員のその活動原則にかかわる問題として、二度にわたる問責決議が行われました。1つは、議会基本条例に定めた政治倫理を踏み外し、議会の信用を失墜させるものであるという問責決議であり、もう一つは、議会運営に混乱を招いているという問責決議であります。また、政務活動費の使途も問題になり、地方自治法第100条による調査も行われました。 こうしたことは、市民の議会への信頼を損なうことにほかなりません。議員が市民の信託に応えるためにも具体的な政治倫理基準を定め、そして政治倫理基準に違反する疑いがある場合には、政治倫理審査会において必要な調査を行い、その必要な措置をとることが必要であります。 以上の理由から、本条例案に賛成するものであります。 ○議長(田中美貴子君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより議会議案第2号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (共産党宇治市会議員団、民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、社会議員団、浅井議員及び金ヶ崎議員起立) 起立多数であります。 よって、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第14 意見書案第1号及び意見書案第2号 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第14、意見書案第1号及び意見書案第2号の2意見書案を一括して議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 2意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、2意見書案については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 2意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、2意見書案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより採決をいたします。採決は分割して行います。 最初に、意見書案第1号を採決いたします。 本意見書案は、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (共産党宇治市会議員団、社会議員団、浅井議員及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、意見書案第1号は否決されました。 次に、意見書案第2号を採決いたします。 本意見書案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 意見書第2号の取り扱いは、議長に御一任願います。----------------------------------- △日程第15 閉会中継続調査 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第15、閉会中継続調査を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、目下、委員会において調査中の事件について、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中継続調査の申し出があります。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。-----------------------------------                         平成27年3月30日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   荻原豊久            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.防災について          イ.文書法規について   ウ.国際交流について        エ.人事、給与、研修について   オ.広報について          カ.総合計画及び広域行政について   キ.事務事業の管理について     ク.高度情報化の推進について   ケ.財政について          コ.財産管理について   サ.契約事務について        シ.市税収入及び税制度について   ス.会計事務及び物品管理について  セ.消防及び救急業務について   ソ.選挙事務について        タ.監査事務について   チ.公平委員会について       ツ.固定資産評価審査委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成27年3月30日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                        委員長   長野恵津子            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.文化振興について        イ.自治振興について   ウ.広聴について   エ.戸籍、住民基本台帳、外国人登録及び印鑑登録等の窓口業務について   オ.農林茶業、畜産業及び水産業並びに農業共済について   カ.観光について          キ.産業、商工及び労働者施策について   ク.消費者保護について       ケ.人権啓発について   コ.男女共同参画について      サ.環境施策について   シ.廃棄物の処理及び清掃について  ス.墓地及び斎場について   セ.農業委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成27年3月30日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                         委員長   川越 清            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.鉄軌道関係事業の推進について  イ.道路、河川、橋梁等の整備について   ウ.市有建物等の建築について    エ.市営建物の営繕について   オ.市営住宅について        カ.用地の取得について   キ.国、府等の大型建設事業に係る連絡調整について   ク.開発指導について        ケ.建築指導について   コ.建築確認申請の審査等について  サ.都市計画事業について   シ.公園緑地について        ス.上下水道の整備について   セ.交通対策について        ソ.文化財の保護について   タ.ウトロ地区の住環境対策について   チ.災害復旧対策について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成27年3月30日 宇治市議会議長 田中美貴子様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   河上悦章            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.社会福祉援護について      イ.障害者福祉及び母子福祉について   ウ.国民年金について        エ.高齢社会対策について   オ.子育て支援について       カ.保健衛生及び医療について   キ.国民健康保険について      ク.介護保険について   ケ.学校教育について        コ.生涯学習、社会教育について   サ.生涯スポーツについて      シ.青少年対策について   ス.図書館について         セ.歴史資料の保護について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成27年3月30日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 議会運営委員会                         委員長   宮本繁夫            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.議会の運営について   イ.議会の会議規則、委員会に関する条例等について   ウ.議長の諮問について   エ.議会改革について2.理由    委員会調査未了のため。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) 以上をもって、今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。 これにて本日の会議を閉じ、平成27年3月宇治市議会定例会を閉会いたします。     午後3時33分 閉議・閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  田中美貴子                宇治市議会副議長 山崎恭一                宇治市議会議員  木村正孝                宇治市議会議員  真田敦史...